うとQ世話し(続々)お客さまのアドバイスから「新しい授業形態」

2020/9/18
(うとQ世話し(続々)お客さまのアドバイスから「新しい授業形態」)
「今日から昨日までの日本語の授業は止める。替わって語学の授業をする」
そういってナマステ別館堂に集まった外国人従業員の前で、黒板に板書してあった
「Japanese language lesson」の「Japanese」を消して「Language lesson」だけにしました。
そしてその下に矢印で引き出して「communication」と書きました。
当然三人とも怪訝な顔つきをしました。
「何のことだかさっぱり分からない」
で、そこから説明を。
「いつも自分が先生だった。いつもみんなが生徒だった。それでいつも自分がみんなにプレッシャーばかり与えていた。それでは面白くないだろう?」
みんな何のことか分からない也にも「なんだ?なんだ?」と身を乗り出してきました。
「だから今日から、時にはみんながネパール語やパキスタン語の先生になってボスの自分に教え、時には自分が反対に日本語を教える。替わり番子にするのや」
で更に
「それを今度はお客様とみんなでもやってもらう。お店で」
更に
「席に案内して日本語で「どうぞ」といった後に「ネパール語ではクリパヤと言います」というのやで。うるさいと思う人もおるが、興味を示す人もおる。興味を持ってもらったらみっけもんや」
この辺からみんな身を乗り出してきました。
「サインボードの店頭黒板には「今日のネパール語」を毎日日替わりで書くんや。何を書くかはみんなで相談しよか」
そのうち笑顔がこぼれてきました。
「アイデア、アイデア、オモシロイ」
という訳で、本日から新しいコミュニケーション授業と実践を開始いたします。
追記)
しかし、よくよく考えてみたら、元々3年前に現在のナマステ別館堂で開講していた「すすき野留学」の「カリーを食べながら英語も学んじゃおう。へたっぴぃ同士で教えっこし合おう」に、英語をネパール語に差し替えて、周回遅れで戻ってきた(辿り着いた)だけでした。
それに気づくのに、なんと遠回りをしたことか。
我ながらホンマ、情っさけなぁ。

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