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オマケの英語教室 free

2022/4/19
(オマケの警護教室 free)
「ウクライナ難民の方は全商品どれでもタダ」
を言うのにfreeだけでは範囲が広すぎて「タダ」という意味が伝わらない気がしたので敢えてchargeを付記して
Charge free
としました。
Chargeは英語辞書的には「負荷を与える」ですが自分の感覚では「不足分を注入する」というイメージ。
バスに乗ると「チャージしますか?」と訊かれるアレです。
「ではfreeだとどうなるのか?」
つぶさに好奇心と実験心が湧いてきました。
中学英語では「自由な」と習いました。
その後、街中で「只、無料」という意味でもfreeを使うのだという事を経験則から学びました。
しかし是では同じ言葉freeなのに全然意味が違います。
そこで我々は英語辞書的には
Free:自由な、無料の
と覚える訳です。
実際辞書にも①自由な②無料の
等と番号を振って記されております。
こんな風に覚えていくと結構大変な作業量になり英語が嫌になってしまいます。
Free等まだいい方でgetやmake, take, have, do等になりますとそれこそ⑳だの㉕番目だのの意味がずらずらと記載されていていい加減ウンザリしてしまいます。
そこでもっと覚えるのに簡単で良い方法はないものだろうかと考えておりました処chargeの概念を見つけたのと同じ流儀で
「一体全体freeの「自由な」と「無料の」に共通するイメージ、概念は何なのかを見つければいいんじゃないか。もし見つかればそれを応用して他の表現だってできるんじゃなかろうか?」
と思い始めました。
それで暫く考えた末に思いついたのが
「制約のない」「縛られない」
というイメージ(概念)でした。
「自由な」も「無料の」も独立した、むしろ「積極的に訴えかける」様な感じですが英語表現の中には「●●ではない」という、むしろ日本人的にはその独立性のなさや消極性を嫌う反対語従属的且つ否定的表現が結構多いのです。何故かは分りませんが。
例えば
賛成agreeに対する反対がnot agreeだったり、お馴染みの例で言えばありがとうthank youの反対で「いえ、結構です」がno thank youだったりします。
つまりその表現法を逆に日本語に応用してみた処「制約の-ない」と「縛られ-ない」
となった訳です。
ではこの考え方で同じfreeを他の場面で別の言葉(英語では一つの概念を夫々のTPOに合せて使分けしているだけなのですが日本語訳としては別の「単語として」という意味での言葉)として使えないかを考えてみました。
すると
I`m very free, I have too much free time, quite too much enough!!
私、とても暇なの。時間があり過ぎて、ほんとにウンザリするわ!!
(わたし、制約がなさ過るの。縛りがなさ過ぎて、本当に(糸の切れたタコみたいにどうしていいか分らず、却って不安で)いい加減ウンザリしているの)
というTPOで
「暇な」
という意味(単語)としても使える様な気がしてきました。
なので、手前味噌にはなりますが自分の考えでは
「辞書を置かない英語教室」
の方が正解である様な気がしております。
「そんなに多くの単語覚えなくていいんですよ。同じ単語をTPOで使い分ければ」

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