うとQ世話し 疲労困憊 家庭内外交交渉会議をやめてスポーツチャンバラでもしてはいかがでしょうか?

2020/12/26
(うとQ世話し 疲労困憊 家庭内外交交渉会議をやめてスポーツチャンバラでもしてはいかがでしょうか?)
子供のご機嫌取りをしている親を何故子供は嫌うのか?
親にしてみれば
「これほどまでに、気を遣い低姿勢でいるのに、何故だ?これ以上何をしろというのだ、何が不満なのだ」
という事になりますが、その不機嫌の理由がとんと分らず、オロオロする反面、内心では
「わがままもいい加減にしろ」
と密かに思ってしまう。
しかし、思いのほか、理由はとても簡単なような気がします。
子供は見抜いてしまっているからです。
「俺(わたし)のことを思っているわけではないよな(でしょう)自分の人気取りしているだけでしょう。嫌われるのを恐れているだけでしょ?愛情からじゃなくて保身からでしょう?目が顔についているんじゃなくて、背中についていて周りの目線を気にしているだけでしょう?」
だから子供は益々いらつくのでしょう。
「いい加減に猿芝居はやめろよ(てよ)
むしろ、言いたいことがあるならはっきり言ってくれた方が余程清々するぜ(するわ)ドッカン!!と」
ですが、子供の方も、本当にドッカンと言われると困るし、却って今のちやほやの方が、利得の大きい面が多々あるので、それを天秤にかけて、今ひとつはっきりとは言えない。
本当にドッカンで「ならば勝手にセイ!!」と放り出されては困るからでしょう。
なので、今しばらくは「温存待機」の様子見を決め込んで、ずるずると一日延ばしに先送りにしてしまう。
そんな相手の出方を待ち、牽制し合うような外交交渉さながらの腹の探り合いや駆け引きが家庭内で延々と続いているのだとしたら、居心地が良いわけがありません。
一仕事終えて、疲れを癒やしに帰る家庭に、仕事よりきつい「外交交渉会議」が帰宅後、休む間もなく毎晩、毎週金曜日の夜から日曜日の就寝時間まで待ち受けていのだとしたら、それこそ、お互い疲れるばかりのような気が致します。
今コロナ渦、家庭内感染対策もかねて、淀んだ空気の中で過ごすよりは、いっそのこと、庭に出て(お庭がないなら近所の公園で)風船竹刀で本気で体毎ぶつけ、汗だくになって戦うスポーツチャンバラでもされてはいかがかと、思う次第です。

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