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(うとQ世話し ひょっとして逆?)

2022/4/2
(うとQ世話し ひょっとして逆?)
「ひょっとして我々はその意図に反して全く逆の方向に進んでいるのではないか?」
不図そんな疑問がわきました。
例えば
AIは人類進化の大成果という見立てとは裏腹に現代人個々の能力は古代人に比べて明らかに落ちていはしないだろうか?
火を使う事を初め身体能力を飛躍的に拡大する「道具類」を発明した古代人。その流れで巨大ピラミッド工法を考え付いた古代人。鉄の製法を見出した古代人。言語を発明した古代人等と比すと現代人は全て代役に丸投げの代役任せ、代役依存で、明らかに当のご本人は頭を使わなくなっているしパワーも落ちている。
例えば
狩猟生活の後に農耕生活を見出し、その後農林水産業が1次産業。産業革命以降工業化が2次産業。サービス産業が第3次産業となったのを経て、今や情報産業である第4次産業社会となっている。
人によっては1次から3次産業までを足して6次産業社会と言ったり、4次産業迄を足し上げて10次産業社会と言ったりもしていますが傾向としてはその次が5次産業(まだ何になるかはわかりませんが)とどんどん積上げていく方向に進んでいる様に見える。
しかし是を今少し精査してみると、1次と2次産業が現物有形産業であるのに対して3次と4次産業は概念無形産業とでもいえるものになっている事に気づかされる。
3次のサービス業といえば我々生活者は飲食業や宿泊観光業等を思い浮かべ勝ちですが、その規模や重要性から言えば金融業が何といっても代表格。
そして4次の情報産業といえば言わずと知れたGAFA(M)に代表されるテクノロジーの独占によって国家規模をもしのぐ超巨大IT企業群。
この4次のITが3次の金融を動かし3次と4次の無形概念産業が相まって2次と1次にリクエストを出し規定しているのが現代。
しかしこのリクエストや規定の出し方を間違えると大変な事に成りかねません。
昨今話題の軍需産業は基本的には2次ですが実際には4次のIT産業や3次の金融業と結びつき過去の2次産業とは全く別のものになっていそうな。
いや、ビッグデータや深層学習を通してマーケティング概念や行動心理学をも巻き込み質的に全然違うものになっている。
株式証券投資に代表される3次の金融もITというテクノロジーを噛ませたアルゴリズム超高速取引が主体となっておりますし又Fintech(金融工学)なるものも誕生しており古来育てたい事業体に投資するのが本意だった株式証券投資が今やそういった意志や意図とは無関係に「金儲け最適解自動生成機械」となって独り歩きしだしている。まるで糸の切れた欲望の怪物リバイアサンの様に。
この流れは正しいのか?何か不気味。
ひょっとしてこれは間違いなのではないか?
方向としては1から10へ向かう産業次元積上げで方向はなく3,4次の在方を考え直して「より地球(planet)に親和的な逆方向1,2次産業への回帰的再構築」方向なのではないか?
そんな気がしてならない昨今で御座います。

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