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(オマケの英語教室 One point advice)

2022/8/2-4
(オマケの英語教室 One point advice)
前記事「May I explain to you?」の中で
「(英語の動詞)getは強い感情を表す」という意味の事を書きました処、早速質問がございました。
「getがどうして強い感情を表す事になるといえるのでしょうか?」
是はあまり深く考えない方がいいかもしれません。
単純に「ゲットの中にゲッという濁音が入っていて力を込めやすいので「強さを表す」」と思っておく程度でいいのではないでしょうか(この傾向はどの言語でもほぼ同じです)
例えば
Have to(ハフトゥー)よりshould(シュドゥ)の方が力強いので「しないと(いけない)」ではなく「しなくちゃな」となりますし
Stop(ストップ)というよりNever do(ネバードゥー)やNever have done(ネバーハブダン)の方が力強いので「やめろ」より「するな」で禁止の度合いの高さが感じ取れますでしょう?
是は前にもお話いたしましたが、語学というのは、元々は文法ありきでも文字ありきでもなく、単純に音の連なりから始まっているだけなのです。
それを後日整理したのが文法というだけの話です。
(起点がまるで逆なのです。文法スタートで音に敷衍されたのではなく、音スタートで文法が出来上がったのです。それを勘違いするから学び方が逆転してしまい、訳が分からなくなってしまうのです)
なので、基本的には「迷ったら語呂のいい方に従え」ですし「言いやすい方をたどっていけば結構文法的な間違いも少なくなる」ようです。
要するに語学というのは「言いやすいように、喋り易い様に出来ているもの」なのです。
そうでないとみんなが覚えられないし、覚えられない又は喋り難ければみんなが使ってくれなくなるからです。
つまるところただそれだけの話の様な気がしております。
是も前にお話し申し上げましたが会話の英語は受験英語の様に「落とす事が目的で極めてrareな文章を出す根性悪」とは正反対で「みんなが喋れるように親切さをてんこ盛りした知恵の塊みたいなもの」なので、くれぐれも誤解なさいませぬよう。
そしてご安心下さりますように。
ボヤキ)
なまじそんな受験英語で高得点なんか取らない方がいいのかもしれません。根性悪相手に勝ってもあまり誇れませんし、自分も根性悪に染まり兼ねませんから。
そんなこともあって以前
「受験科目から英語を外した方が、余程わが国民諸氏は英語が話せるようになる」と文科省に「ご提案の手紙」を出した次第です。
2年が経ちましたが返事は今のところ無いままです、が。

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