東大イタリア語の光と闇
はじめに
こんばんは。東大2年のまぬるです。二外はイタリア語を選択していました。今回は東大のイタリア語の授業について書いてみようと思います。
大仏じゃないの・・・?
イタリア語は大仏教員しかいない!人数も少なくて三割規定が適用されないから優上がたくさん来る!と聞いてイタリア語を選択したのですがそれは過去の栄光だったようです。どの語学もそうらしいのですが、イタリア語の教員は年々鬼度が増しているようです。確かに僕の2つ上の代ではクラスに優が溢れていたそうなのですが、1つ上の代くらいから雲行きが怪しくなり我々の代ではクラスの3割近くが落単するまでになっていました。下の代ではさらに鬼度が増しているようで、異常な進度・突然の指名などで予習をしっかりやっておかないと先生に怒られるというような感じになっているようです(ただしこれはま〇ちゃんという教員の話であって他の教員はまだマシらしいのですが)。というわけで、「イタリア語は大仏しかいない」は過去の栄光になってしまいました。実際僕も何度もま〇ちゃんに怒られて結果的に可を取りました。
クラスの民度
クラスによって雰囲気はだいぶ違うようで、スペ〇ン語は授業中にぎやかだとかフランス語は女子が多いなど様々ありますが、イタリア語の場合、女子は年によってまちまちですが比較的多い方、クラス全体としてあまり勉強せずに遊ぶ人が多い印象です。実際、小テストを受けたら即退出する人が半分くらいいました。まあ、ま〇ちゃんがピリピリしているのもこのようなふざけた授業態度からくるものかなと思うのですが…。ただし、めちゃくちゃ勉強している人も中にはいます。実際、平均点が90点を超えている人を少なくとも2人観測しました。というわけなのでみんながみんな勉強しないわけではないけれども、基本的には勉強せずにギリギリで単位を取る人が多い印象です。ですが、授業中は騒ぐことは殆どなく、Twitter上で授業の実況をしている人が多い印象でした(実際僕もその一人でした)。
イタリア語は簡単・・・?
最後にイタリア語の難易度について話します。結果から言うと普通に難しいです。これはどの語学にも言えることですが基本的に東大のカリキュラムはめちゃくちゃ早く、理系の場合たった週2コマ(Aセメは週1コマ)しかないのに1年で文法を全て終わらせるという異常なスピードなので正直言って毎回予習は大変です。教科書に対応するほぼ完璧なシケプリが存在していたので辛うじてこなせましたが、あれを完全に一人で予習するのは他の科目のことも鑑みるとかなり厳しいのではないかと思われます。確かに読み方はほぼローマ字読みで良いので非常に簡単です。しかし、フランス語ほどではないかもしれませんが活用が沢山あり、単語も沢山覚えなければならないので結局大変です。また、読むのは簡単ですが聞くのは普通に難しく、定期的にあったイタリア語のビデオやリスニングテストでははっきり言って何言ってるのか全く分かりませんでした。というわけなのでイタリア語は語学として取り分け簡単というわけでは決してないということだけを言っておきます。ただしこれはどの言語にも言えることです。楽して二外をこなすということは東大ではほぼ不可能だと思った方がよさそうです。
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