5月の庭・光と影
庭に手をかける時間がなく、草をよけたり、伸びすぎた枝を払うくらいのことだけをようやっとやっているくらいです。
そりゃ、丹精と愛情こめた庭にはかないませんが、それなり良い風が吹き込んで、緑が揺れてきれい。
ありがたいのは、造成用のまさ土と、砂利だけだった庭にここまで樹木やら宿根の植物を植えてきてくれてた、過去の自分。
もう、レンガひとつ動かすのも億劫な自分だけど、過去の私は惜しみなく働いたもんだ。
段差や、曲線の小道、小さな階段、それに絡む植物たち。
あの頃イメージしていた庭が今、目の前に。
あの頃思っていたのは、影がほしい、ということ。
ガーデンデザインの中に、光と影のバランスはいつもイメージの中にあったので、光の多すぎるところには樹木を植えて影を作ったりしています。風を止めないでぬけるようにしながら。
光と影、は、
音楽の中でもそうで、
光と影が見える演奏は立体的。
単純にいうと、メロディと伴奏の明度のちがいがあったり
一つのメロディのなかでも浮き上がってくる部分と沈んでいく部分があったり。
utena drawing では、そうした陰影のやりとり、とくにオンラインではなかなかそこをやりとりするのが難しいから、どんなワークを足していくべきなのかな、ということも最近考えています。
それにしても、
この植物たちの表情。
線、円、葉脈、螺旋、方向性。
まだまだ、知りたいことだらけだ。
こちらマガジンも是非。
探求はつづく・・・・・・・・
愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!