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音楽室オンラインコンサートチャレンジ

生徒たちのコンサートが無事終わりました。
今回は、生徒の演奏を予め録画しておいて、macbook Airのimovieで編集してzoomで音楽室と生徒さんのご自宅を結んで、のオンラインコンサート。

うちの音楽教室が「音楽室」と変化していってからの初めてのコンサートになります。

先月末に予約していたホールから電話があり、愛媛にコロナの蔓延防止法が発令され、延期かキャンセルをお願い、ということで、やむなくオンラインに変更したのでした。くやしいことこの上なく、でも、だからこそ、中途半端に終わらせたくはないと思いました。ありがたいことに、zoomはサークルで使っていたので幾分かは使い慣れてきていたところでした。なんとかなりそう。

そして録画しながら、だんだんに気がついてきました。

画像に残る生徒の演奏。表情。

この音楽室でコンサートをする意義。

生徒の演奏動画が増えていくに従ってみえてくる、この音楽室のカラー。

多分ホールでは見えてこないものも見えてくる。むしろ「音楽室」としては、この方が良かったのかもしれない、という手応え。

いわば、そのときの私はノンフィクションカメラマンで、ひとつのドラマを浮き立たせていくような。

そして、zoomが滞りなくつながるようにとはじめた、保護者のみなさんとのグループライン。みんなで使い方に慣れよう、という意図でのzoom勉強会と前夜祭。今までとは一味違ったコミュニケーションが取れて、これも意外な副産物。zoomが繋がらなかった人もいて、その人たちのためのケアも。

そして本番の日。編集はギリギリで間に合いました。当日数時間前にやっとできたタイムラインをラインで流して、13:00から会場、30分後に開演。
ぞくぞくと生徒たちもzoomのミーティングルームに入ってきて、あとは、編集したビデオを一緒に見るだけ。時々ビデオをとめてシェア。演奏者には拍手。休憩もとりながら、の2時間半。
長時間は飽きるだろうなと思っていた小さい生徒さんもずっと見ていて、その様子もモニターで伺うことができました。

いやあ、私もこんなに楽しくくつろいで生徒の演奏をまとめてみれたのは初めて。

みんな、いい。
ちゃんと、発表会ではなく、コンサートになってる。
途中レクレーションとして挿入した、友人の語りも素晴らしかった!こどもたちが食い入るようにして、お話を聞いていました。

パソコンもモーター音がヒューヒューなりながらも止まることなくフル回転してくれて、生徒さんや保護者さんののりも大変よく、みんなで盛り上げてくれて、そして何より、一人ひとりの演奏がそれぞれに美しく、堪能の2時間半でした。がんばった、えらかったぞ、生徒たち、私、パソコン。悔いのない結果につながってよかった。

あとからラインであっという間だった、という感想をいただき、よかった、と思いました。

あとは、このビデオに文字を入れ込んでいって、DVDにしてみなさんにお渡しすることに。

.......ということで、突然ふってわいたオンラインコンサート企画のために途中停止状態だった、サークルや、「音楽プロセス体験」構想も再開。というか、これ書き終わらせて、もう早く先へ行きたいぞ。

進め。

そう、コンサートの最後の最後で、まだ続きそうなコロナの影響に負けないようにしよね、というと、誰かのにぎりこぶしが突き出てくるのが見えて、みんなで、それに乗っかって、エイエイオーをしたの、最高に楽しかったな。またそれぞれの場所で、進め。









愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!