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7/17~20 実家の畑など

とにかくよく降った今年の梅雨も晴れ間が多くなってきて、やっと荒地にもたちいれるようになってきました。野の草たちも勢いがすごい。先週は少し音楽室のほう、お休みをいただいて、母の米寿のお祝いも兼ね途中で高知への小旅行もいくので、滞在期間をながくとることになりました。


自然農3年目の圃場・夏畝

堆肥場もいれると4畝あります。

何を綺麗、と思うかは人それぞれだとは思うけれど、ここの野菜たち、つくづく綺麗だなと思うのです。

網の貼り方が下手すぎる四葉きゅうり。次から次からとれて、葉っぱもきれい。

まるでボタニカルアートのような、というと例えが変かもしれないのだけど。
ボタニカルアートというのは、植物学的に正確でありながら美しい絵のことで、そう、朝ドラの万太郎が描いてるやつです。ボタニカルアートの方が映し絵で、植物は本物なのだから、立場が逆転してしまうような例えになってしまうのだけれど、きちんと植物らしい植物、といったらよいのかな。ここへくると、庭の花より綺麗とおもうくらいで。

ミニトマトはこれからが本番。バジルも育ってきた。
イタリアの炒め物用の茄子。一つ持って帰ってオリブオイルで炒めてたべたら、絶品でした。


ゼブラな茄子 ちょっと葉っぱの色も薄い。


南米南瓜とローゼル。南瓜は雄花しか咲かない。種が未熟だったからかな。
ナスのふもとのピーナッツ

自然農初年の圃場・とうもろこし・さつまいもなど


こういうアングルが好き。
とうもろこしが順調。南瓜や西瓜には身がつくところまで行ってない。


さつま芋・胡麻・枝豆


中の圃場・里芋の横、コスモスが芽を出していた。

じゃがいもはぜんぶほりきれないまま。畝はあっというまに 大草におおわれていました。刈り取って草マルチしてきたけどこれからどうしたらよいのかな?

収穫

このくらいのが2回分くらい

きゅうりはとてもおいしい。一本に次々実ります。糠漬けして食べた。
ミニトマトはいまひとつかな。
ナスは水茄子・イタリアナス、それぞれに味が違っていて、絶品。水茄子は下の方が全部ちょっと傷ついていて、なにか小動物が齧っていくのかもしれない。

いつも米糠をいただく生徒の保護者さんにもお裾分けしました。こんなチビばかりやけど。

住人たち

ことしはカマキリがおおくなったなと感じています。
ということはバッタなんかも増えてきてるんだろう。こおろぎは里芋畝にたくさん。
でもナナホシテントウや日本ミツバチはあまり見かけない。
時期的なものもあるのかな。
ニジュウヤホシテントウは相変わらず多くて、ナスの葉っぱに穴を開けているけど、共生してる感じ。去年あまり見かけなかったピーマンにつくカメムシが増えてきてる。

なにちょう?

時々頭上をトンビがゆっくり旋回していきます。
そういうときは、カラスはいない。
去年激減してたトンボがまた増えてきてる。

ワンダーランド

風の草刈り・・もどき

到底敷地内をすべて草刈りなんかできないし、下手に綺麗にかってしまうと、タチスズメノヒエ(多年の稲化外来種)が先頭に立って乱立するのがわかっているので、せめて風が抜けるように、道を作るように刈ってきた。

曲線、いいなあ。

上の雑地

隣との境界に蒔いたセスバニア
少し強く刈り込むと、このようにタチスズメノヒエが勢いをつけて立ってくる。
穂をつけないようにまた刈り込む、のイタチごっこになってしまってるとことろ。
秋には一度耕運機で耕して株を抜き取ってから樹木を植えようと思っている。

桜のところ


いまのところ、こんな感じ。藪枯らしの芽があちこちから吹いてきててやばい。

除草剤散布あと

苔が全滅。少し草マルチしておいたけど結構範囲が広くて半分以上露出したまま。
再生に5年はかかるとみてる。

杉のところは、今ちょっと入りづらい。以前に伐採されてそのままになっている枯れ木があり、万一マムシがいないとも限らないし、草刈機で草刈りもできない。
葛をなんとかしたいのだけど。

さて、次はそばの花を咲かせてみたい。
ということで、実家を後にして音楽室のある家に帰っていきました。

愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!