1月の音楽室
今週から、音楽室が始動。
愛媛も感染者数が増えてきています。
大型の空気清浄機を導入したので、つけっぱなし。
窓もすかして、風が入り込んで、気がつくと生徒の足元が寒くなっていて
気がついてあげられなかったりとかします。
まだまだ幼い生徒も、話しながら落ちてくるマスクを持ち上げているのをみるとほんと、子どもたち、頑張れ、と思います。
その分、それでもここへやってきたのだから、いい時間を過ごしてほしい。
おとえほん
一人、おとえほんを堪能して、次に進むことにしました。
この本は一つできて、まる、はい次、というのではなくて、
絵本のように、何度も繰り返し、弾いて遊ぶものです。
私が最初に音楽にふれる小さい人たちにまず伝えたいのは、音の正解(ドとかミ)ではなくて、音と音の間にあるしぐさや響き。
でも、その音の動きを伝え、子どもの身体や感覚のありようも考え、音楽とその子が親和していくような、本がなかったので、自作したのがおとえほんです。
ドローイングの出番がおおかった
前のレッスンとの間があいてしまっているので、譜読みは進んでいるけれど、流れがよくわかっていない、という生徒が多く、
今週は、ドローイング(utenadrawing)の出番が多かったです。
ドローイングするよ、というとわーい!と身を乗り出して始めます。
音楽に乗って描く楽しさはもちろん、その後、その曲が身近になっていくのが嬉しいんでしょうね。こちらがこえをかけなくても、何度も弾いて、掴んだ感覚を確かめているようです。
拍子の取り方を間違っているとか、フレーズの終わりの方に意識がいかない、とか、そういうちょっとしたつまづきには、ドローイングが一番。
ただ、これを効果的に使うには、教える側の音楽理解や、指導のコツなどがあります。
描いた後に、どう?と尋ねると、
わかった!やってみる。
と。
今回は生徒たちもよく練習していて、でも、なんかなあ、という感じだったので、うまく的が当たったようですぐにピンときて反映できたけれど、うまくいかない時は、次週は、そのドローイングをもとに何がその子の中で繋がっていないのか、よく考えるツールにもなっています。
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そして今週末は実家には帰らず、確定申告の準備。
苦手なやつ。
愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!