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音楽室便り5月

うてな便り5月


5月、爽やかな季節ですね。
音楽室の近くでも、燕が盛んに鳴き交わしています。
ただ、急激な暑さに体はついていくのに一生懸命ですね。
生徒たちもあくびの多いこと。
しっかり眠って、しっかり起きて、季節に馴染んでいくことは、体のリズム。習慣っていうのはとっても音楽的なものなのかもしれません。ピアノの練習も習慣化して「いつものこと」と体が覚えていけば良いのです。でも、「やらされ感」の習慣は私は歓迎していません。変な我慢の癖がついてしまうから。
心地よいものを繰り返すこと。私も暇があればピアノを弾いていますが、それは身体がその心地よさを知っているからなんでしょうね。そりゃピアノをやっていれば苦しいこともあるし、思い通りにならなくて泣きたくなることもあります。怒りを覚えることもあります。それも「体の心地よさ」がわかっていれば、体がピアノに連れて行ってくれるんです。
昔生徒さんにいただいた手紙には、
「お母さんに、ピアノ弾いてる時だけは姿勢がいいね」と褒められます。と書いていました。これも。スッと姿勢を立てることが心地よく弾けるから。うちの音楽室で伝えていくべき大事なことなと思って取り組んでいます。


愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!