【東大研鑽交流会 4デリ】進振り戦略相談会 2024/04/14
先日、東大研鑽交流会の新入生向けのイベントとして進振り戦略相談会をオンラインで開催しました。日曜日の夜という時間にかかわらず、50名以上の参加者に参加いただきました。本当にありがとうございました。当日の内容を少しだけ公開いたします。
東大研鑽交流会とは？
東大Diligentの部局である東大研鑽交流会（通称４デリ）は進振りや資格試験など、勉強に真剣に取り組みたい学生が集まり、共に勉強するサークルです。東大に入学後、進振りの勉強を頑張りたいけど一緒に頑張る仲間が欲しい、家で一人だとどうしてもだらけてしまうといった意見からこの活動は開始しました。2年目となる今年も進振りを頑張りたい学生を中心に活動していきます。長期休暇には勉強合宿といったイベントも計画しています。活動内容に興味を持っていただいた方は公式ホームページからご入会が可能です。（東大生限定）
イベント開始〜ゲスト紹介〜
冒頭でまずはイベントに参加していただいた先輩方の自己紹介をさせていただきました。文科一類から医学部へ進まれた先輩、文科一類から理転された先輩、文科三類から医学部へ進学予定の先輩、理科一類から医学部へ進学された先輩、理科一類から理学部情報学科へ進学された先輩、理科二類から医学部へ進学予定の先輩の6名の素晴らしい経歴の先輩にお越しいただきました。そのうち3名は東大Diligentのメンバーでした。
経歴が素晴らしいだけでなく、皆さん後輩想いの先輩であり、進振りに役立つ情報を惜しみなく公開していただいたり、後輩の相談に親身にのっていただいたりしました。参加者の途中退出率が極めて低く、とても満足度の高いイベントになりました。本当にありがとうございました。イベントに参加された方で先輩と話足りなかった方は是非Diligentに加入して先輩に直接お話ししてみてください！
パネルディスカッション
先輩方の紹介の後はパネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは、決められたテーマについて先輩方に色々とお話を伺いました。
一番盛り上がったテーマはなんで私が高得点！？高得点までの軌跡というテーマでした。
先輩一人一人に高得点を取れた秘訣、オリジナルの戦略を教えていただきました。ありきたりな情報だけでなく、普通の人はなかなか知れないような情報や、得意不得意、性格を踏まえたタイプ別の作戦をお聞きすることができました。個人的に一番面白いと思った勉強法は「講義資料を使って予想問題を作成する」という学習方法でした。一見効率の悪い学習のように思えますが、試験は基本的に講義資料から出題されること、問題を作成するためには講義資料の中で重要な内容を理解する必要があること、出題者の立場で俯瞰できる、といった合理性のある学習法であることに気付かされました。私はもう進振りを終えてしまっているので、進振り前に聞けた新入生は本当に幸運だと思います。
また語学を中心に頑張った方、情報収集を徹底して情報戦で勝った方、敢えて大変な授業をとり、ライバルを減らした方、高校生の段階から絶対に行きたい学部を決めることでモチベーションを維持し続けた方、文系向けの理系科目を中心に高得点をとった方といったように、ゲストの先輩のタイプが全員バラバラなのもとても面白く、再現性の高い内容を提供することができました。
他のテーマでは高得点が狙える授業と興味のある授業のどちらを取るべきか？といった一度は悩んだことのあるテーマを先輩なりの解答を教えていただきました。皆さんに共通していたのは自分の芯（ポリシー）に基づいて判断しており、中途半端な考えの方はいませんでした。進振りに一番大切なのは最後までブレない自分の進振りポリシーを持ち、それを行動に移すことなのかもしれません。
個別相談会
パネルディスカッション終了後、zoomのブレイクアウトルーム機能を使って先輩方に直接相談できる個別相談会を開催しました。先輩方は皆さんとても親身になって新入生の相談に乗っていただきました。パネルディスカッションの時と比べて、おすすめの授業、レポートの完成度、モチベーションの維持といったより具体的な質問が多く寄せられました。先輩の口から聞ける一次情報は信憑性が高く、とても参考になる情報ばかりでした。
最後に
予定終了時間を過ぎても新入生からの質問は止まらず、ブレイクアウトルームが強制的に終了し、惜しまれながらイベントは終了しました。主催した私もここまで盛り上がるとは想定していませんでした。ゲストの方、参加者の方、運営を手伝っていただいたDiligentのメンバーに改めまして感謝いたします。今回のイベントで得られたことをもとに新入生の皆さんが一人でも多く進振りで満足のいく結果を得られることを願っております。
文責：副代表
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