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【0デリ】東京六大学野球観戦 リーダー論勉強会

2024年5月26日、デリジェント間の交流を深める目的で、東京六大学の野球観戦および勉強会が開催されました。野球観戦は多くのメンバーが初めてで、とても楽しみなイベントでした。


野球観戦

文責:片山

いざ神宮球場に着いて一番驚いたのは、応援団の熱量でした。選手を鼓舞するべく、応援団の方々が全力で応援している姿に圧倒されました。応援団は大きな声で応援歌を歌い、力強いエールを送り、さらに太鼓やトランペットなどの楽器を駆使して場内の雰囲気を盛り上げていました。特に印象的だったのは、応援団の一人一人が自分の役割を全力で果たし、息を合わせて動いている姿です。応援団の方々は「自分たちの応援で東大を勝たせる」ことを本気で考えており、その情熱は観客席にも伝わってきました。このように本気で物事に向き合う姿勢を直接見ることができ、とても勉強になりました。

今日負ければ春季リーグ最終戦になることもあり、合計17人が出場するという総力戦でした。初回に先制点をとられてから、上位打線に連打を浴びてしまい、6回までに5失点と試合はなかなか苦しい展開でした。

5-0で迎えた7回表の守備では無死満塁の絶体絶命のピンチを迎えました。これ以上追加点を取られると追いつくのが絶望的になってしまう場面。このピンチの場面でマウンドに上がったのは佐伯投手でした。立教の打者は5番の山形選手。センターに抜けそうな打球をショート小村選手がダイビングキャッチ。そのままセカンドベースを踏んでダブルプレーが完成しました。後続の打者もレフトフライに打ち取ってこの回を無失点。応援団の盛り上がりは最高潮でした。選手が良いプレーをすると応援している人が全員盛り上がる。この一体感を感じれることはやはり野球応援の醍醐味であり、観戦することができ本当によかったと思いました。

多くの野球強豪校から推薦で選手を集めている他の大学と比べて東大は学力で東大入試を突破した学生しかいません。そんな限られた環境の中、さまざまな戦略を考えながら他大学に勝つことを目指しています。

今日の試合でとてもよかったのはセンターラインの守備がとても安定していたことです。キャッチャーの杉浦選手は肩が強く、簡単に盗塁させない状況を作りだすことができていました。ショートに入った井之口選手や小村選手もスーパープレーが飛びだし、見ていて安心できる守備ができていました。また8回から登板した松本投手はまだ2年生の左投手であり、130km/hを超えるような球威のある球を投げていました。変化球も左打者のインコースに出し入れできるスライダーを持っており、将来の東大のエースになる逸材だと思います。

今年の春季リーグは勝利することができませんでしたが、秋季リーグには勝ち点を勝ち取っていただきたいと思います。


神宮野球場前で記念撮影

リーダー論勉強会

文責:田渕

その後午後は、本郷の総合図書館のプロジェクトボックスにて、勉強会を行いました。テーマはリーダー論

「リーダー論」とは、「優れたリーダーとはどのようなものか?」というある種曖昧極まりないつかみどころのない論を論理的に分析して言語化を通して体系化する試みです。Diligentではそれぞれが的確な指示が出せるようになり、将来起業や就職をした時に優秀なリーダーとして活躍できるよう、リーダー論の勉強をしました。

リーダー論の歴史

リーダー論は最近になって考えられ出されたたわけではなく、先人たちの知恵で深く考えられてきた歴史があります。
1940年頃「リーダーシップ特性論」、1960年頃「リーダーシップ行動論」、1970年頃「リーダーシップ条件適応理論」、1980年頃「カリスマ的リーダーシップ論」など。このような軌跡でリーダーシップは「学問」として考えられてきました。これから、これら取り組みの叡智をご紹介します。

リーダーのタイプ

リーダーとは、1タイプではありません。リーダーにはいくつかのタイプがあり、それぞれに特徴があります。

ここでは、4分類で分けたものを紹介します。
①牽引型・・・牽引型のリーダーは、驚異的な速度で仕事を行うとともに、メンバーに的確な指示を与え、チームを前進させます。
②理念型・・・理念型のリーダーは、チームの目指すべき道を明確に示す理念を掲げ、その大義の実現に向けてチームを団結させて進みます。
③事実型・・・事実型のリーダーは、状況を事実ベースで的確に把握し、その対策を現状から論理的に思索してチームを引っ張ります。
④関係型・・・関係型のリーダーは人柄とコミュニケーション能力を利用してチームの人間関係を良好に保ち、メンバーが楽しく充実して活動できるよう導きます。

勉強会では、自分がどのリーダータイプに当てはまるか考えました。上の4つの一つだけでなく、2つの掛け合わせになる人が多かったです。ちなみに僕は、理念型と関係型の組み合わせだなと自己分析しました。

カリスマ

次に、特段優れたオーラを出し、チームを成功へと導く「カリスマ」について学びました。「カリスマ的リーダーシップ論」では、「神様から授かった超人的な才能を保持する人間こそがカリスマ型リーダーであり、その才能を保持することでリーダーは部下から大きな服従心を得るというもの」と定められています。少々大袈裟ですね(笑)。ただ、世間で圧倒的な名声があるカリスマには、実際そういうところがあることは間違い無いでしょう。Diligentの設立代表もカリスマだと思います。同じ年ですが皆尊敬しています。この団体で優秀な人材とともに未来を形作れるのは極めて幸せなことだなと感じます。

そのほかにもリーダーについて議論を重ねました。
自分がリーダーとしてチームを率いる時、今日学んだことを意識して冷静に判断していきたいです。

笑いながら楽しくディスカッションをしました。



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