化学オリンピックの「リアル」に迫る
こんにちは!このnoteにおいては、高校時代に面白い活動をしていた方にインタビューをして、その活動の魅力を伝える記事を執筆しています!今回は化学オリンピックに出場されていた、東京大学理科二類2年の「すぷれひこ」さんに化学オリンピックの魅力を聞いてみました!
その他の記事はこちらから↓
https://note.com/utbasehighschool/m/ma89ed7d9804b
お忙しい中、インタビューにお答えいただきありがとうございます。
まず、高校時代に残された実績についてお聞かせください!
化学グランプリ2020 金賞
化学グランプリ2019 銀賞です。
化学オリンピックでの活動を通して、得たものはなんですか?
化学オリンピックに参加し、化学が好きな全国の高校生と出会えたことは良い経験となりました。2019年は実技試験が対面で行われたため、様々な高校生と出会うことができました。自分の高校は座学中心でしたが、SSH(スーパーサイエンス校)で実験を行っている学校の高校生と交流することで、化学に対するアプローチの違いに触れられたのも大きかったです。代表候補の集合教育では、大学化学の入りのような内容を学習し、現在の教養科目の学習にも役立っています。本筋とは関係ないですが、日本化学会さんが持ってくるお菓子が毎度毎度美味しかったので胃袋を掴まれました。
化学オリンピックに求められる力はどんな力だと考えますか?その理由も教えてください!
① 最低限の知識。高校化学の全てとは言いませんが、ある程度の知識は必要です。
② 問題への慣れ。化学オリンピックの問題は形式が似通っているので、一次試験は特に問題を見ておくことが重要だと思います。
③ 国語力。長文を読解して運用する力も求められます。知識でカバーできないところも読めば運用できる場合があります。
高校・大学での学びと化学オリンピックでの学びはどう違いますか?
上でも触れましたが、読解したらなんとかなる場合があるというところでしょうか。まあ東大の化学の試験は割とそのように作られているのですが、化学グランプリは特にその要素が強いと感じました。
現在の興味分野はどこですか?
天然物化学です。
化学オリンピックはどんな人におすすめですか?その理由も教えてください!
化学に興味がある人であればどんな人にもおすすめです。どんなとっかかり方でも参加するのがいいと思います。
最後に、化学オリンピックに参加を考えている人へ一言お願いします!
是非良い出会いを得てください。
—---------------------------------
すぷれひこさん、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました!
私はこのインタビューの前まで「化学オリンピックって、参加するにも大学範囲の知識が必要なのでは…?」と考えていました。しかしそんなことはなく、最低限の知識があれば挑戦できるものだということが分かりましたね!
化学に興味を持っている方がいれば、ぜひ参加してみてください!
化学グランプリ公式HPはこちら!
2022年度の参加募集期間は6/8(金)までとなっています。
UT-BASE for high schoolでは、東大に関心を持っている高校生・大学受験生の皆さんに向けて以下のような情報発信を行っています。
①公式サイト:科類紹介・学部紹介・東大生インタビューなど、東大生の普段の生活や東大内部の情報についてお伝えしています。
②公式note:等身大の東大生の思い・考えたことを不定期に発信しています。
③公式LINE:おすすめの記事・イベント・プログラムを定期的に紹介します。
ぜひ、他の記事も読んでみてくださいね!LINEへのご登録もお待ちしております!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?