見出し画像

わたしが歌を好きな理由


唐突だけど、私は歌が好きだ。

聴くのも、歌うのも。

歌詞の言葉に自分なりの解釈で想いをのせることで、満たされるものがある。

歌詞を人の気持ちに置き換えて、想像する。
感情移入したり、歌詞と自分自身の状況が似通っていたら自分に置き換えたりもする。
それがドラマや映画の主題歌なら、作品の登場人物に当てはめる。

そうして一つ一つの歌詞をじっくり聴くことで、誰かを愛おしく想ったり、メラメラと心の炎が燃えるような“やってやろう”という気持ちになったり、真っすぐで前向きな言葉に素直に元気づけられたり、もどかしい気持ちになったり、めちゃめちゃ切ない中にも深い愛情を感じたりと、私の心はいつも動いている。

心を生き生きと動かしてくれる歌は、私の人生に瑞々しさを与えてくれている気がする。
だから私は歌が大好きなんだと思う。

学生時代、とある親しい先輩が私のいいところとして、
「めちゃめちゃ幸せそうに歌を歌うところ」と言ってくれた。
私にとってこの上ない褒め言葉。

大学のサークルでは、よくその先輩と色んな場面で一緒に歌を歌ったけど、私は大勢の前で歌うことは羞恥心が勝ってしまうようで、歌が好きな誰かと少人数でいるほうが、思いっ切り気持ちよく歌えた。
中には、私の歌を聴いて泣いてくれた人もいて、それもこの上なく嬉しいことだった。

私は「この歌詞に自分の想いをありったけ乗せて、あわよくば誰かに届け…!」という気持ちが常に一番前にあって、「自分の歌を聴いてほしい」というのとは少しニュアンスが違うから、そんな気持ちで歌った歌が奇跡的に誰かに届くことが幸せなんだと思う。


長くなってしまったけど、突然、自分が好きな“歌”というものについての想いを書きたくなったので書いてみました。
こんな想いを持って歌に接しているから、聴きながらドラマ1本分くらい泣いたり、歌いながら目頭が熱くなったり、不自然なくらい微笑みながら(ニヤつきながら?)歌ったりする。

でもそれが幸せで、好きなものに接する時に感情が溢れてしまうことは、誰だってあるよね。
書きながら、趣味なし人間の私だけど、「歌が好き」って胸張って言えることも素敵なことかも、と思いました。

これからも沢山うたうたいたい。
おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?