【読書】今ゆっくり取り組んでいるシリーズもの
今年の5月ごろから、ゆっくり読み始めたシリーズものがあります。
『ローマ人の物語』全43巻 著:塩野七生
いっきに読めば2020年の間に読み終わるかと思ったのですが、内容が充実していたことと、じっくり読みたいという方に意識が向いたため長期間で取り組むことにしました。他の本を読みたいという理由もあります。
古代ローマに興味をもったきっかけは、『テルマエ・ロマエ』です。
古代ローマでは日本人の好きなお風呂は大切な文化でした。
浴場を専門とする設計技師ルシウス・モデストゥスは、浴場の設計に頭を悩ませているときに、お風呂を通して現代の日本にタイムスリップします。
日本の良さを吸収しローマでの浴場建設に活かすルシウスは、次第にハドリアヌス帝の信頼を得ていきます。
映画化されたのでもちろんDVDを借りてみました。主演の阿部寛があまりにぴったりだったので驚きました。
よく行く図書室の本棚に、ずらっと並んだ43冊。長編シリーズは、手に取るのをためらいます。何年も気になりつつ、素通りしていました。
その1冊目を手に取った時の覚悟のようなものは今でも覚えています。
最後まで読めるだろうか?
途中で放棄しないだろうか?
心配になりながら読み始めましたが、今のところ順調に読み進めています。
古代ローマ人は多神教、日本人も多神教、古代ローマのことを知っていくのは面白いです。
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