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【読書】毎回、書庫から出してもらう本

 図書室内の本棚に置いてない本が、書庫に置いてある場合がありますね。古い資料や大切な資料が置いてありますが、子ども向けの本も置いてあることがあるようです。

 図書室内に、お目当ての本がないときはどうしますか?

 カウンターの司書さんに聞く。

 検索機で検索して調べてみる。

 おおむね、このふたつの方法のどちらかを選ぶかと思うのですが、図書室内で見つからないと、誰かが借りているか、そもそも置いていないかのどちらかだと思うことがありますね。

 「本棚に置いてなくても、書庫にある場合があります。お探しの本がある場合、聞いてくださいね」

 何年も前に司書さんが仰っていたことを思い出し、図書室内にない本を検索機で検索してみました。

 そうしたら、しっかり、書庫にあるとの記載を見つけ、レシートを出してからカウンターに向かいます。

 書庫内にある本をお願いしますと言いましたら、取ってきてくれるのですが、書庫がカウンターの反対方向にあります。

 毎回、毎回、席を立って部屋の反対方向へ向かってくれます。カウンターにひとが多いときは、他のご利用者さんにも申し訳ない気持ちになりますが頼んでいます。

 なぜ、毎回、頼んでいるかといいますと長編シリーズを読んでいるからです。

 江戸川乱歩の作品、「少年探偵シリーズ」。明智小五郎と怪人二十面相や盗賊の駆け引きも面白いですが、少年探偵団の奮闘ぶりにもハラハラします。明智小五郎の助手、小林少年の大胆さと賢さには、大の大人も舌を巻くほどです。もちろん、他の少年たちも大活躍しますよ。



 「本がない……」

 あきらめないで、書庫にないか確かめてみた方が良さそうですね。

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