【詩】さようなら冬
コート掛けに茶色のダウンがかかってる
もういらいないよね
お外はぽっかぽか
朝や夜はひんやり寒いけど
ダウンを着るほどじゃなくなってきた
桜の花びらが散る前に
しまってしまおうかな
部屋にあるストーブ
もういらないよね
窓を開けたら
心地よい風が吹いてくる
肌を刺すような
冷たい風は吹かないね
桜の葉っぱが出る前に片づけてしまおう
セーター、ヒートテック、厚手のスカート
冬の衣類はいらないよね
厚着をすると汗ばむ日が増えてきた
田んぼではそろそろカエルが鳴き始める
げこげこげこ
カエルの合唱がうるさくなる前に片づけてしまおう
冬はさよなら
ゆっくりさよなら
また逢う日まで
さようなら
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