正式名称はエノコログサ
エノコログサ、ねこじゃらしのことですね。7~11月ごろに開花するようです。久しぶりに歩いた川沿いで見かけました。まだ草刈りをしていないので、灰色の小さな道路が埋もれそうなほど、両側から緑の植物がしげっています。真ん中は通れますが、向かい側からひとや自転車、犬連れに出会うと道の端に寄らなければなりません。
「おはようございます」
挨拶をするたびに端に寄りますが、緑の植物に埋もれそうな気分になります。車が通ることもありますが、草は車体をこすります。
うっとうしいほど生いしげる植物の遠くを見れば、大きな入道雲に青い空、夏の風景画になりそうでした。
生いしげる草の中で見かけるエノコログサ。正式名称を知ったのは、ずいぶん遅かったと思います。ねこじゃらしで伝わってしまいますし、特に訂正されるようなこともありませんでした。
正式名称といっても、人間が決めたのもので、植物たちが決めたわけではありません。私たちが区別し呼びやすいよう勝手につけたのですが、正式名称だけではなく俗称まで存在します。もしかしたら、地域や家族、身内でしか伝わらない名前もあるかもしれませんね。
当の植物たちは、人間に呼ばれても、「ああ、そういう風に呼ぶのね」としか思わないかもしれません。
私は、毎回、noteユーザーが提供する画像を使わせてもらっています。いつも、素敵な画像をありがとうございます。
今回、ねこじゃらしで検索しましたら、見事に猫の画像ばかり出てきました。猫じゃらしと「ねこ」の部分を漢字に変換して、再度検索しようとしましたが、ふと思い立ち正式名称で検索しました。
すると、私が探していたねこじゃらし、いえ、エノコログサの画像がたくさん出てきました。
正式名称とは大事ですね。
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