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【詩】消えても残る

空から落ちて来たものはなんだろう

小さく輝く光

思わず手をのばした

拾おうとしたら指に触れたとたん消えてしまった

いくつもいくつも流れる光は流れ星のようだ

だけど今は青い空が広がっている

これはみんなにも見えるのだろうか

そろっとまわりを見てみたけれど

みんなこの不思議な光を気にしていないようだった

それとも僕と同じように知らんふりしているのかな

よくわからない不思議な光

みんなの上にもふりそそいでる

気づいた僕は幸運なのかもしれない

拾えずに消えた光を拾ったふりしてポケットに入れる

もしかしたら幸運かもしれない


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