【詩】冬が来るまで一緒に遊ぼう
冷たい風が走ってる
木の葉を連れて走ってる
冷たい風が大きくうなる
木の葉が笑い声をあげて空に踊る
いちまいの銀杏の葉がベンチにひらり
誰もいない
風もやむ
ぽかぽかおひさま
からだいっぱいに受けてひとやすみ
ふとかき消される
穏やかなひざし
風がやってきて
いちまいきりの木の葉をつれていく
さあ遊ぼう
もっと遊ぼう
冬がくるまでもう少し
それまで一緒に遊ぼう
いちまいきりの木の葉
たくさんの木の葉
一緒になって笑ってる
冷たい風と一緒になって笑ってる
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