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夏に読みたいホラー小説

私はホラー映画が苦手です。ホラー小説もホラー漫画も滅多に読みません。ほら、本当にでてきたら困るじゃないですか。噂をすれば影ではありませんが、喜んで寄ってくると言いますし。お近づきになりたくないんです。

そうはいっても季節柄、怖い話は盛り上がりますね。ファンタジーや不思議系は好きですし、ほんの少しなら怖い話も耳にします。

高校時代にハマった小説が、挿絵をかえて本屋に並んでいます。

主人公の麻衣は17歳。どこにでもいる普通の女子高生です。麻衣の通う高校には旧校舎がありますが、取り壊そうとすると事故が起こる、幽霊が見えるなど、学校にありがちな奇妙な噂があります。

旧校舎は本当に霊がいるのか。いるとしたら、なぜ旧校舎に憑りついているのか。霊は払えるのか。真相を明らかにし事態を解決に導きたい校長先生が、『専門家』に依頼しました。

やってきたのは麻衣と同じ年齢の美少年。心霊現象の調査研究所・渋谷サイキックリサーチ(SPR)の所長、渋谷一也(通称ナル)です。麻衣は渋谷サイキックリサーチの仕事を手伝うことになりますが、この所長人使いが荒い!自信家で偉そうな態度の所長に、「ナルシスとのナル」と勝手にあだ名をつけてしまいます。

校長先生が呼んだのは渋谷サイキックリサーチだけではありません。他の霊能者も集まって麻衣の学校の謎を解き明かします。

ホラーだと思って読んだら拍子抜けするかもしれません。どんなに調べても霊を見出すことができなかったのですから。


1巻で安心した私はシリーズ全部読みました。他の巻は怖かったです^^;


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