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【読書】二番目に読みたかった本を読む

 宝島社主催の「第19回『このミステリーがすごい!』大賞」の大賞受賞作品。新川帆立さんによる『元カレの遺言状』面白いらしいですね。

 いつ行っても図書室にはなく、検索してみれば貸し出し中の文字が踊ります。予約をすれば良いのでしょうが、他の本も読みたいからと、図書室で出会うのを気長に待っていました。

 この前、図書室で見つけたのは、『倒産続きの彼女』です。

 主人公は、剣持麗子ではなく、彼女に苦手意識を持つ美馬玉子。玉子の視点から物語ははじまります。「会社を倒産に導く女」と内部通報された、ゴーラム商会経理課・近藤まりあの身辺を探り始めます。

 まだ読み途中ですが、続きが気になる作品ですね。ぐいぐい引っ張られていくので、今日か明日には読み終わりそうです。

 玉子には祖母がいますが、他に身寄りはありません。小さいころから、苦労してきた二人ですが、とうとう祖母と離れることになります。祖母のためを思って弁護士事務所で働いてきた玉子。そのためか、仕事に対しての意識も揺らぎ始めます。

 玉子目線から見る剣持麗子は、かなりカッコいい女性ですね。まだ読んでいない『元カレの遺言状』を早く読みたくなりました。


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