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ふと浮かんだ言葉を残していきます。
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#毎日note

【詩】祭囃子の中

祭囃子を遠くに聞いて ちょっといってみましょうか 祭囃子を近くに聞いて ちょっとまざってみ…

天鳥そら
2か月前
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【詩】深く踏み込む

森の奥深くに踏み入ってみたい 木漏れ日もないような 深く暗い森の奥へ ひとの声など届かない…

天鳥そら
3か月前
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【詩】星の向こうにいるあなたに会いに行こう

天の川をわたっていこう 汽車に乗って? 小舟に乗って? 遊覧船に乗って? 星々の上をわたっ…

天鳥そら
3か月前
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【詩】雨の中に

今日は雨 明日も雨 週末も雨らしい 梅雨だから わかっていても ふくれっつら てるてる坊主は…

天鳥そら
4か月前
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【詩】いつもと同じ道を行くかいつもと違う道を行くか

いつもと同じ道を行く いつもと同じバスに乗る いつもと同じ料金を払う いつもと同じ 同じは…

天鳥そら
4か月前
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【詩】嵐

遠くへいけると思った 遠くまでいけると思った 水平線の向こうに大きな雲 その雲の下までいき…

天鳥そら
5か月前
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【詩】ずっと気になっていたことをやってみる

ずっと気になっていたことをやってみる。 あれをやってみよう、これをやってみよう。 でも、今はいいや。また今度でいいや。 今すぐに必要なわけじゃなく、やらなきゃいけないことでもない。 なのに、ずっと心に引っかかって、頭の片隅から離れなくて、ぼんやりと置き去りにしたままのこと。 そのまま置き去りにしてもかまわないようなこと。 それが、なんでだろう。 なんだかきらめいて思わず手に取ってしまう。 ちょっとだけ、やってみようかな。 ちょっとだけ、調べてみようかな。

【詩】ふりかえった先には

誰かに声をかけられたような気がした ピンク色の朝顔が咲いていた 暑かった日があったから咲…

天鳥そら
3年前
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【詩】今日だけ神様だけ

お店は今日はお休み みんなに訪れるお正月 だからお店の中もお正月 お客様はいない 誰も来ない…

天鳥そら
1年前
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【詩】おわる年はじまる年

終わりが近づく ゆっくりしずかに すみやかににぎやかに 二〇二二も店じまい おわりを知らせ…

天鳥そら
1年前
9

【詩】新月の星たち

今日は月のない日 1ヵ月に1度か2度おとずれる ぼくらだけの特別な日 太陽が沈めば星がまたたく…

天鳥そら
1年前
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【詩】一生に一度だけの

星のかけらが流れていく あっちからもこっちからも いつもなら 流れ星は貴重なもの ひとつの星…

天鳥そら
1年前
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【詩】こんないいことありました

うれしかったこと たのしかったこと 胸の中であたためる 誰かに言ってみようかな なんだかもっ…

天鳥そら
1年前
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【詩】ひと休みの景色

どんどん前へ進みたい 焦りの気持ち 早く次の景色を見たい はやる気持ち 次の場所へ行きたい ときめく気持ち その前にひと休み 電車がとまって休憩中 誰もかれもがほっとひと息 次の出発いつだろう 時間までまだあるな 休んでいる間に お弁当を買おう 飲み物を買おう お菓子もあるとうれしいね 次の景色を見る前にひと休み 停車駅の向こう 秋の名残を見せる 真っ赤なもみじ 今にも散りそうな 満開な紅をじっと眺める 走る準備ができるまで 散りそうな季節をじっと眺める