ことばと出会うためなら泥水だってカクテルなのよ

やっぱり 話すより 書く方が好きみたい。何度も注意深く納得するまで考えることができるから安心する。ことばをおくことは すごくすごく勇気がいるんだ。たまに自分の書いたものを読み返しては 幼すぎて 赤面することもあるのだけれど 過去の自分から溢れた言葉の束に驚いたり感心してしまうこともあって。人生の意味なんて そんな大袈裟なことは 言えないんだけど わたしにとって 「体験して ことばを発見して 文字にすること」は わたしを生きよう！と、なんとか自分の人生を全肯定してやりたい理由のひとつになってる。名付けようのない感情と出会って 味わって味わい尽くして その感情にまつわる断片的なものを記録したり収集したりして... そう、わたしはいつもことばを無理矢理には探さないようにしています。いずれ必ず その感情と ぴったりの ことばたちが あちらから こちらから やってきてくれるから。無理矢理に当てはめた言葉は大量生産大量消費よ。わたしはそんなのいらない。そのことばたちは わたしを幸福にしない。自分のなかから立ち上がることばたちだけが 真にわたしを満たしてくれる。だから わたしは その ことばたちと出会うために 生きていなければ！！ わたしが生きる理由なんて、それだけだ。自分から生まれでた ことばたちに会ってみたいから。ただそれだけのこと。