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止まらない時間と揺るがない決意―『西村邸』のこと
こんにちは。今日はちょっとすっきりめで。
4日連続で湯船につかってません。トイレだったところに新設した、シャワーですませています。
土曜は、奈良全体で若草山焼きというイベントがあったからか、いつもお世話になっている花園新温泉さんもお休み。日曜は東京に行って夜行バス。おととい、昨日と遅くまでこれを書いていて、タイミングを逸してしまった。
毎日決まった時間割をつくってスケジュールをルーティン化したい人間なので、ちょっとバタバタした4日間はつかれました。
もうずっと、ユニットバスの賃貸に住んでいた頃からお湯ははっていたので、最後にこんな感じだったのはいつだろうと思ってしまいます。だいぶ改善されてはいますが、結構肩こりがあるので、毎日湯船に浸かりたい!
今日の夜は久しぶりに銭湯やな~楽しみやな~と思っていたところに、ちょっとびっくりしたニュースが。
ウチから徒歩1分、2番目に近い銭湯である扇湯さんが、昨日急遽閉店されたそうです。
むかしの古き良き銭湯ですが、とても丁寧に手入れされている、いい場所です。
とはいえ、もっぱら徒歩5秒の花園新温泉に行っていたので、そこの定休日に数回行っただけ。いまさら思い入れを語るわけにもいかない。「機材の調子が悪く」というような張り紙をされていて。今は何を書いても憶測になってしまいそうなので慎みます。
ただシンプルに、続けていくことの重みをまたひとつ感じました。
新しいお店ができる一方で、閉店されるところももちろんある。ホントに。「古いものが失われることは悲しいなぁ。」そう口で言うのは簡単だ。
いま奈良町に残っている古いものは、壊したらもう形にならない。精神的な話もあるけど、法律的にも、同じ形にすることが物理的に許されない。(建蔽率?セットバック?そんな若者が使う言葉、知らないねぇ、という建物ばかり。)
少し前に、駅へ歩く道すがら、住宅が存在したであろうところで、解体作業が行われているところを見ました。なによりショックだったのは、そこにあったのがどんな建物か、自分で思い出せないことでした。町屋だったのか、昭和の住宅だったのか、もしかしたらだいぶ新しい家だったかも??
そんな自分が、この地域のために何がしたいのか、何のために何を残したいのか。ちゃんと決めているはずなのに、何かが起こるたび、不安になって迷ってしまう。
いまさら恥ずかしいですが、ご主人にご挨拶に行ってきます。
何も決めないでとにかく行動!を称賛する風潮、未だに好きになれないんですが。迷ったままでも大丈夫なタイミングが人生にはある、というのは最近ちょっとわかってきました。
というわけで、せわしないですが今日はこれで。やっぱり土日の仕込みは大事だなと痛感しています…。あと2日、ご容赦くださいね。読んでくださってありがとうございました。
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