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2年間の育休で見えてきた。きょうだいは何歳差が良いのか?3学年差と4学年差を、保育料とお世話の面から考えてみる。

この2年間の育休中、
働いていた時はほとんど無かった
同級生のお母さんたちとの接点が
多くなりました。

お迎え時間が早く、子供たちのパワーを
発散させようと一緒に公園で遊ばせるためです。

1年目の育休中は3学年差のきょうだいママ、
2年目の育休中は4学年差のきょうだいママと
たくさんお話してきました。

きょうだいの学年差について
3学年差と4学年を比較してみます。
(あくまでも横浜市の試算です)

金銭面


保育料の観点だと3学年差がお得。
理由は第2子の利用料が半額の期間が長いから。

きょうだい区分(多子軽減)について 
要件を満たすきょうだい児がいる場合は利用料負担額が軽減されます。
第2子の場合は第2子の利用料が適用され、第3子以降は0~2利用料が歳児クラスの利用料が無料、3~5歳児クラスは副食費の実費負担が免除となります。

保育利用の方(保育所、認定こども園(保育利用)、地域型保育事業)
特定の施設・事業※に在籍している就学前児童

横浜市HP

要するに、上の子が保育園利用中は
下の子の利用料が安くなる。ざっくり半額!!!

世帯年収約800万円の保育料
(所得割が282,701 円以上 ~ 291,700 円以下)
第一子 60, 000円/月
第二子 29, 000円/月

令和2年度横浜市子ども・子育て支援新制度利用料(保育料)(月額)

世帯年収800万円の場合の
3学年差と4学年差のきょうだいで
かかる合計保育料合計差額を計算してみたところ
(1歳から5歳、2人の利用を想定)

保育料差額 37.2万円

〜計算内容〜

【3学年差きょうだい】
第1子 60,000円×12ヶ月×2年間 144万円
第2子 29,000円×12ヶ月×2年間 69.6万円
(3歳以降は無料、給食費は別)
合計213.6万円

【4学年差きょうだい】
第1子 60,000円×12ヶ月×2年間 144万円

第2子 
29,000円×12ヶ月×1年間 34.8万円
(上の子が在園)
60,000円×12ヶ月×1年間 72万円
(上の子が卒園)
(3歳以降は無料、給食費は別)
合計250.8万円


お世話面


4学年差のお母さんの方が圧倒的にラクそうです。

3学年差だと、上の子のヤキモチが
多発している案件をよく聞きました。

4学年差のきょうだいは、
比較的上の子が赤ちゃん返りをせず、
下の子のお世話をしてくれる。
可愛がってくれている子が多いという
話を聞きます。

私自身は3学年差(実質2.5歳差)で産んでおり、最初の1年は体力的にキツかった。。。
育休1年目の周りのお母さんも、キツそうでした。

自身が大変だったので、
育休2年目に接している4学年差のお母さんに
「毎日本当に大変なのでは!!お疲れ様です!!」と声をかけると、
「ありがとうございますー!
んでも、それほどでもないです〜」

と言われて、テンションの違いを
感じざるを得ない。。。

そこでご提案!!


きょうだいが3学年差以内で、
お世話が大変だと感じるお母さん、
保育料の差額分をベビーシッターさんや
ファミリーサポート、一時保育を利用して、
負担を減らすことも考えてみるのは
どうでしょう。

行政としても、学年差が少ない家庭を支援するために保育料の金額差を設けているのだと今更気づきます。


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