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2024 第11回ニセコクラシック 150km

例年シーズン当初の自分なりに目標としているニセコクラシック。
今年はTTが開催されませんが、6月16日(日)にロードレースが開催されます。
今年は、道北でも少々日差しがあり本番までは3回くらい半袖半パンできて、少し日焼けしました。
国内のトップアマが多数参戦するので、着順とかはまったく関係ないのですが、地元の北海道の大会ですし、7月に開催される地元のサロベツ100マイルロードレースに向けてのトレーニングとして参加してます。
目標は、今年のボトルを4本です!

今年は全面通行止めの関係でコースに変更があり、少しハードさが薄れた印象です。

  • 距離:150km(実測147.25km)

  • 獲得標高:2,479m(実測2,455m)

  • 年代順位:45/79/85th(45-49歳)

  • 総合順位:243/340/366

  • 時間:4:40'38"

  • 平均速度:31.25km/h

  • バイク:GIANT TCR ADVANCED SL+WH-R9270-C50-TL

  • 天気:曇り(120km地点付近で数分雨)、19~25℃

レースまで

道北は雪が多いので、なかなか外乗りできませんが、2月に暖気がきたタイミングくらいから外乗りしつつ少しずつ始動しました。
冬はけっこうな激務なので、4月くらいまではなかなか時間がとれません。
3月にまた降雪が続き外乗りできなくなりましたが、それでも、苦手なローラーやってました。
4月後半から仕事も落ち着いた?ので、乗り込みを始めます。
5月からガーミン先生のトレーニングメニューをはじめてやってみたので、少しモチベーションも上がりトレーニングができてきました。
道北には長い登りがあまり無いので、朝5時くらいから近所の知駒峠(7.2km平均6%)を週に2~3回程度入れながら乗り込みを続けました。
それと、昨年は盛大に脚攣りが激しかったので、今年は1か月くらい前から大好きなアルコールを控え、職場の飲み会1回と10日くらい前の息抜き1回にしました。
また、カフェインも脱水の原因なので、1週間前からコーヒー断ちもしました。

レース遠征

昨年は、タイムトライアルとロードレースがあったので、会場付近に金曜日と土曜日の2泊し、ローレース後には一路400kmを帰って翌日仕事でして、けっこう厳しかったので、今年はタイムトライアルも無いので、土日の2泊としました。
せっかくなので、なかなか顔を出せない八雲の実家にも寄りたくて、金曜日に自宅を出発し八雲へ向かいました。
午後6時過ぎには八雲入り。
当然、お酒は飲みません。
晩ご飯は普通に母の手料理をいただきました。
ありがとう。

レース前日

土曜日、八雲を朝8時に出発し、倶知安へ向かいます。
10時前に駐車場へ車を駐車して、自転車を出して受付へ。

受付(いつもQRコード提示でまごまごする)

まだ参加者少ない感じ。
受付を済ませ、妻と合流して試走へ。

スタート地点ちゃんと記録しておく

前週末以来自転車に乗っておらず、車の運転600kmで体が固まっていたので、最初の登りをある程度アップして、妻が倶知安市街地で買い物を済ませるまでパノラマラインをゆっくり試走。

まったく無縁のスプリントポイント

41km走って途中で合流して神仙沼までワープ。

この辺でピックアップ

妻は神仙沼でカフェしている間に、下って新見の新しい下り区間を試走。

神仙沼の登り終わりの下り区間

ブラインドコーナー危険個所を確認しておきたかったのだけれど、単独ではそれほど危険に感じなかった。
下り終えての平坦区間はパスして、コースをショートカットしてとみおか給水所を経由して新しい登り区間へ。
ここも、昨年までの新見峠と比べると相当緩い登りになっていた。階段のように何段か短い登りをいく印象。
そのままKOMを通過してパノラマラインを下り、左折して新しい温泉街の登り区間のかんろ補給所を確認。
その後、羊蹄山がきれいな区間を下り基調で進むので写真を撮っていたら3人の北海道の高校生かな抜いていったので、並走していった。

羊蹄山がきれいな下り基調のポイント

そうしたら、後ろにいるのに鼻ぺしだして、高校生は後ろ走ってても配慮というものをしないのか?と少々ムッとする。北海道の高校生の競技レベルが上がっていて全国的にも活躍しているけど、社会生活面でも後ろ指さされないようにと教わっている方たちだと思うけど、まぁ、まだその辺は子供なんでしょう。
そのままニセコ大橋下くらいまで試走して、ニセコ駅前温泉で試走終了。試走2が48km走ったので、結局90km走ってしまった…。下りも多かったから、まぁ、いいか…。

その後、温泉に入り、宿にチェックインして、倶知安市街地で夕食調達。夕食は午後6時くらいから、まぐろサーモン丼1、まぐろの寿司セット1、まぐろ刺身、さとうのごはん1パック、サラダチキン、パインパックでした。

ゼッケン取り付けたり、ハンドルに距離付けたりして、午後10時前に就寝。まずまず寝られたかな…。

レース当日

朝2時に起床。ねむい、相当ねむい。でも頑張って起きる。
3時までにご飯食べないと。
さっそく、さとうのごはん3パックを目指すも、卵掛けご飯2パックで終了。さすがに昨日食べ過ぎた。
それとバナナ1本。
ドリンクなど作ってレースの準備。

補給

  • ボトル:2本(麦茶800ml→1/4残+OS-1)

  • アミノバイタル パーフェクトエネルギー:1本(1本残)

  • サロモンのフラスクにITさんのドリンク

  • サロモンのフラスクにITさんのジェルにウィンゾーン半分混ぜる

  • 2run12粒(残4)

ボトルは昨年のボトルを神仙沼で捨てる計画。
そこで水ボトルをもらって次の補給所まで。
外は寒いので、ウィンドブレーカーを着て会場へ。

宿泊はひらふ坂付近

カテゴリーごとに整列しますが、前から6~7番目くらいにバイクを置いてトレイやストレッチなど。

カテゴリーごとに整列
ぎりぎりまでウィンドブレーカー

年齢カテゴリーで6:17分スタートですが、6時から開会式。
今年も高岡さんが余裕にトレイ行ったり、着替えしたりしている、さすが。
待機ゾーンからスタートゾーンへ。

スタート待ち


スタートから神仙沼まで

6:17頃パレードスタート。

妻動画のスクショ
妻動画のスクショ

このスタートで撮影されていた北海道新聞さんの写真が翌日の道新に奇跡的に使われるという…。

今年は半分くらいのパレード走行になって3kmくらいらしい。
セブンイレブンを左折して次の左折前くらいまでかな。
第3ウェーブは先導車のスピードがめちゃくちゃ速くて、当然スピードが上がりもうカオス。
相変わらず怖い。

最初の登り(257Climb:2.20km,112m,5.1%)はそれなりに頑張って進む。
昨年は5:23・24.6km/h・270wで登ったが、今年は5:17・25.0km/h・274wだったので、少し速かったようだ。
25kmくらいで藤井先生がいる2,30人くらいのグループがいい感じで登ってきたので、この集団に乗っかるがまずまずいいペースで進んでいく。
そこにはあんなさんもいて、これはグループあんなでは?という紳士な対応のライダーでとても走りやすい。
そのまま、共和町のホットスポットを超えてパノラマラインに突入。昨日、ここで写真撮ったな~とか思いながら、これからの登りを考えると憂鬱。昨年はパノラマラインの下りで脚攣りが始まったので、まだ脚の状態が悪くなってないパノラマ前から定期的に2runを舐める作戦で、この手前くらいから舐め始めた。
パノラマラインは向かい風基調で最初の区間はけっこうな踏み具合で進んで集団が2つに割れたように思う。当然後ろの集団だけどまずまずなベース。でも中盤くらいで緩んで、札幌のY溝さんが先頭で牽いてくれていた。Y溝さんは随所で先頭を走ってくれていて積極的な走りに頭が下がる。
それからは比較的楽なベースで山頂までいけた。神仙沼給水所で昨年のボトルを捨て水ボトルもらう。
ここの登り(Panorama Line Full Climb:15.49km,658m,4.2%)は、昨年は47:54・19.4km/h・206wで登ったが、今年は49:13・18.9km/h・214wでちょっと遅い。向かい風だった影響もあるのかパワーは昨年より大きいが速度は遅い。

神仙沼下りから日本海まで

神仙沼からの下りは集団のままで、昨年は脚攣りでひどかったけど事前に2run飲んでるからか大丈夫。あと、昨年を参考に攣りそうな部分をバンバン叩きながら走っていた。
新しいコースになった新見峠も危うげなくこなす。そこから平坦区間に入り、みんな補給など始める。川を渡って右折して細い道を進むと少々アップダウンがあって、少しずつ切れていく人もいて少し集団がコンパクトになったような気がする。
大きな道路に左折してそこから海までは追い風区間でかなりのスピードで進む。これは帰りが嫌だな~。

日本海から日の出KOMまで

海タッチしてからはやはりけっこうな向かい風もあってサイクリングペースに。途中、80km部門の選手が落車ストップしている区間などもあった。どこで誰が落車するかわからないものだ。
次のとみおか給水所まではこれといって何ごともなく進む。
少しのアップダウンを経て左折すると、とみおか補給所で、ここでも脚攣り対策のため掛水がほしい。近づくとOS-1があるようなのでもらおうとするもどうやら直前で売り切れたようで取れず、水だけもらうけど手間取ってる間に集団から置いていかれる。
ここで、今回最大の脚攣り症状が出て、ヤバい状況になるももらったばかりの水ボトルを掛けて、何とか事なきを得る。でも、油断するとすぐに攣りそうになるので、踏み過ぎないように軽めに回す。
これまで積極的な走りを見せていたY溝さんが、ここからはサイクリングします、ということで、もう少し頑張ってきますとお声掛けしてペースで新たな登り区間を進む。
日本海区間では、20人くらいの集団だったように思うが、もうこの登りで散り散りになったのか、落ちてくる選手が多い。
これまでの新見峠と比べるとずっと楽で階段状に勾配のきつい区間が少しあってまた緩斜面になるを何回か繰り返して登っていく。
少しずつパスしていると視界に藤井先生グループをとらえたので、中間地点の右折する辺りで合流できた。そこにはあんなさんもいて6,7人くらいの小集団だったかな。
日の出のKOMまでその集団で進むことになるが、ここでバラッと雨が降ってきた。脚攣りには恵みの雨か…と思ったけど、数分でやんだ。
小集団には台湾なのか国外の方もおられてけっこう先頭を牽いてくれてありがたい。
この区間で、Y村さんに追いついた。最初の登りは先頭付近で登ったけど、その後どんどん第2グループ、第3グループと集団を乗り換えながら走ってきたそう。少しご一緒するもKOM手前で離脱される。
KOMでは国外の2人がグータッチしていて微笑ましい。

日の出KOMからゴールまで

日の出KOMからは右折して下り。下り専門(?)の私が前に出て下るもあまり後続が付いてこない。そのまま新コースのアンヌプリ温泉街に向けて左折。
少し下ると、最後のかんろ補給所。補給を取った後だったか前方右を走っていたあんなさん?が外国語を話しながらボトルを左に捨てて、危うく当たりそうになった…(笑)
その後の待機している妻に今年のボトルを渡すため、とみおか補給所でもらった水ボトル1本を背中に入れ、かんろ補給所では、水1本をボトルケージに入れ、スポドリ2本をお腹に収め妻の待つ1kmほどの登りを進む。
ボトル渡しに失敗してご迷惑を掛けても困るので、少し強めに登って登った先の右折手前にいる妻に3本のボトルを無事渡す。

お腹にボトル2本背中に1本。左後方に藤井先生
無事ボトルを渡す
右折して下り区間へ

ここで強めに踏んだため小集団は崩壊して藤井先生と2人になったので、その後の下りを2人で進んでいると、もう1人追いついてきたので3人でゴールまで進むこととなる。
途中、私の下り専門が速すぎることに気づいた藤井先生が「山下さん、下りでブレーキはもったいないから下りは山下さん先頭固定でお願いします!」と言われ、先頭固定になった…(笑)
ニセコ大橋下からの短い勾配のきつい登りを何とか登りきり、最後のアップダウン区間を3人で回しながら進む。
残り1kmくらいになって、最後の左折した登りをどうするか…みたいな話になって、藤井先生と私がHCFの同じカテゴリーでポイントを争っているライバルであることが今さらながら発覚して、最後のゴンドラ坂は余力があったので踏んで先にゴールした。
最後の登り(ツールド北海道市民B第1ステージゴール:0.37km,22m,5.9%)は、昨年は1:25・15.7km/h・224wで登ったが、今年は1:07・19.9km/h・328wでポイントパワーは偉大である。
ちなみにポイントは同ポイント。


ゴール後放心

真っ先に50kmくらい我慢していたトイレに行って、その後、落ち着いて放心。
今年のニセコが終わった。

ヘロヘロ

ヘロヘロには違いないのだけど、どうも余力が残っているような。
今年は昨年に比べて涼しかったし、脚もあまり攣らなかったし、途中の売り切れる新見峠も無かったし。コース変更でずいぶん優しいコースになったような気がする。
昨年の恐怖があって安全に走ったからか余力を残してしまったように感じる。もう少し積極的に前半から飛ばしてみてもよかったのかな。来年への課題ですね。
それと脚が攣りが少なかったのは、しっかり定期的に2runを飲んだこと、ウィンゾーン入りのジェルを飲んだこと、最初のボトルにOS-1を入れたことも効果あるのかな。まぁ、こればかりは体調とかにもよるから、何とも言えないけど今回はこれで成功したのでしばらくこのセットで脚攣り対策していこう。

昨年のツールド北海道の事故で主催者の皆さまは相当な長い時間をかけてコース選定と関係機関との協議を重ねてこられたことと思います。
楽しいレースを開催してくださった主催者様、ボランティア等、沿線住民の皆さまのご協力に心から感謝します。
また、ご一緒してくださった藤井先生、あんなさん、佐賀先生、たくさんひいてくれたY溝さんありがとうございます。

補給余り
戦利品










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