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かるたの「ま」             ――画像しりとりはじめました(#163)

(#162) カツ丼食うか?→「か」→かるたの「ま」

「『マリコの上から』入れて」

「逆じゃね?(笑)」

「あぁ、ごめん、『マリコの下から』だっけか」



 正解はコチラ👇

サビの最初のフレーズ、♪上からマリコ~♪しか聴いたことなかった私(笑)
今回、初めてフルで聴いて、あ、こんな曲やったん、てなった^m^
 なので、うろ覚えレベルという点ではたぶん『マリコの上から』と大差ないかもしれない。

 にしても、ネタ画像の男、曲タイトルからしてこんなあやふやな感じで、果たしてちゃんと歌えたんやろか?(・_・)

 まあ、この『マリコの上から』は、さすがに勘違いというレベルをいささか超えてるが、誤解や勘違いというものの大半は、うかつな思い込みから引き起こされるものである。

 私にとっての人生最大の勘違いは、つい最近記事に起こしたばかりの
涙2 なみだなみだデュエット事件』だ。

 かいつまんで言うと、とある上司の定年退職に伴う送別会の席上のこと、中盤を盛り上げるカラオケの一曲目に、ほぼ私の持ちネタと言っていい曲のイントロが流れたので、自分のターンだと勘違いしてステージに向かったところ、そこには私じゃない歌い手さん、しかもそれがこの送別会の主役である定年退職上司だったという、最悪の勘違いをしてしまった。

 ステージ上で勘違いに気づき、慌てて引っ込もうとしたのだが、オモロいこと好きのその上司に捕まえられ、結局、二人で「爆風スランプ」をデュエットする羽目に( ̄∀ ̄)タラァ。
 爆風スランプのデュエットなんて聞いたことないわ💦

 この喜劇的な大失態には、背景となる伏線がいくつかある👆。

  • 私の髪型(?)がスキンヘッドであり、かつ目の病気により日中は遮光ゴーグルを装着しなければならない風貌👇だったために、親睦会の飲み会等のカラオケでは後輩たちに面白がられて勝手に「爆風スランプ」を入れられ歌わせられるのが常態化していたこと。

イメージ図
  • その送別会は、私が会長を務める親睦会の主催であり、私はステージの脇に陣取って会の進行を見守るという立ち位置だったこと。

  • カラオケの具体的な進行(歌う人の曲や順番等)については、後輩の木葉(仮名)に一任していたため、私が歌う順番については把握できていなかったこと。

  • 定年退職する上司(60歳)の持ち歌がまさかの爆風スランプだったこと

 以上の背景で、いつも勝手に入れられている爆風スランプのイントロが流れたため、
「なるほど、まずはプロデュースする側が一人歌って景気づけ、場を温めろということか。しかも、その役をこの私に振るとは、木葉(仮名)よ、なかなか挑戦的な演出をするではないか( ̄∀ ̄)♪ さらに曲が『涙2』か。オープニングアクトとしてはちょっと強すぎなきらいはあるが、場を温めるには悪くない選曲だ――」

などと考えてしまったのである。

 とりあえず、冷汗びっしょりで歌い終えた私は、ステージからハケた際に、思いっきりやっちまった顔を引きつらせている木葉(仮名)に問い質した。

「勘違いしてフライングしたのは確かにワシのミスやけど。
けど、
どこの世界に、送別会の主役が先陣切って場を温めなアカンねんっ!!フツー、トリやろ、主役はッ!」

後輩は、おずおずと答えた。

「いや、ボクも最初はそのつもりだったんですけどね。でも、部長に歌いたい曲を聞いた時に、順番を一番先にしてくれ、って頼まれたんス。なんでも、先に歌って後はゆっくり皆の歌を寛いで聴いてたいから、って」

なるほど(・_・)。理解できないこともない。
とすれば、残る問題はもうひとつ。

「まあ、それはいいわ。でも、そういうことなら、予めこちらに教えてくれても罰は当たらんのとちがうか?ましてや、選曲、『涙2』なんやから。思いっきりワシの歌いそうな曲とカブっとるやん」

 木葉(仮名)は、あーっ、と間の抜けた声を出してからペロッと舌を出して「すんません(^^ゞ💦」
と軽く頭を下げた。
ホウレンソウ(*2)は組織に所属する人間のイロハのイやで(笑)、木葉くん。

*2:ホウレンソウ:報告(ほうこく)、連絡(れんらく)、相談(そうだん)、の三点セット。新人研修等で繰り返し叩き込まれることが多い定番の常套句である。


 とはいえ、最終的に責を負うべきは、紛うことなく私だ✋。
爆風スランプのイントロで半ば条件反射のようにステージに向かったのは、この曲は私が歌う曲だ、という思いこみにすぎないのだから。

 そう、決めつけ、思いこんだのが良くなかったのだ(*´Д`)。


 思いこんだら。
 古き良き野球アニメ『巨人の星』のOP、『ゆけゆけ飛雄馬』の冒頭に現れる歌詞である。

♪思いこんだら 試練の道を 行くが男のど根性♪

ここにも誤解と思い違いが、それもわりとクリティカルな思い違いがいくつか秘められている。

 この冒頭の歌詞「思いこんだら」が「重いコンダラ」に聞こえる、という空耳アワーはワリと有名な話。

ていうか、「重いコンダラ」って……何?(・_・)?

 一説には、その重いコンダラが、グラウンド整地用のローラーのことだ、と、まことしやかに世間的に流布しているという。

整地ローラー

 まあ、確かに「重そう」ではある。
てか、どう考えても重いだろう。よくは分からんが「コンダラ」とカタカナで表記したら、なんかそれっぽい雰囲気、全くないわけでもない。

駄菓子菓子だがしかしッ!

この整地ローラーはあくまで整地ローラーであり、コンダラではない。
ていうか、「コンダラ」なんて言葉がそもそもない。主要国語辞典総て当たってみたが、一切ない。

 では、なぜこの整地ローラーが「重いコンダラ」にされてしまったのか?
その謎を解くカギは、『巨人の星』第12話「鬼の応援団長 伴宙太」にある。

 この回のクライマックスシーンでは、星飛雄馬が整地ローラーを一人で曳けと無理難題を押しつけられ、それでも必死に曳こうとするところでBGMとしてOP主題歌でもある『ゆけゆけ飛雄馬』が流れるのだ。
 しかも、ちょうどこの冒頭のフレーズ「♪思いこんだら 試練の道を」が流れるシーンがコチラ👇

これまた、何というタイミング☆(笑)
しかも、都合のいいことに「おもいこんだら」ひらがなやん(笑) これなら「重いコンダラ」になっても強ち間違いではない。

だが、重ねて言うが「重いコンダラ」は無い。


「重いコンダラ」の誤解・勘違いについてもう一つ、こちらはさらに重大な誤解がある。

 「重いコンダラ」もとい、整地ローラーを一所懸命に曳く飛雄馬。だが、この曳き方は大々的なNGだ🙅‍♂️

正しくは、こう。

そう、整地ローラーは、曳くのではなく「押す」のだ。

 なぜ整地ローラーを曳いてはいけないのか。
 パッと見は曳いた方がしっくりきそうな感じもする。
ちょうどリヤカーのようなイメージだ。
 また、押した場合は、せっかく整地した土の上をその直後に足で踏んでいく格好になるので、その点でも逆に曳いた方が良いのではないか、
そう言いたくもなる。

でも、曳いちゃダメです🙅‍♂️
この整地ローラーって、意外と危ない器具だったりするのだからして。

その自重でグラウンドの土を均すローラーの部分は、モノによっても当然上下はあるが、標準的なものでもその重さは300kg~500kgにも及ぶ。

 もしこれを曳いた場合、何らかの拍子にコケた時には、その重さ300kgのローラーが慣性の法則に従い、コケた飛雄馬の上にのしかかってくるのだ!(>_<)
 その点で行くと、上記のシーンで、飛雄馬に同情して後ろから押してくれてる野球部員の星野くん。なんという麗しき友情(*´∇`*)♪……とか言ってる場合ではない。もし、何かの拍子に飛雄馬が止まってしまい、あまつさえバックしたりなんかすれば、星野くんも哀れローラーの下敷きだ(>_<)。

大事なトコやから、先生もう一回言いますよ👆

整地ローラーは曳いたらアカン、押してみな


 実際、2016年には、この整地ローラーを引いていた陸上部の男子中学生が、何らかの理由で転倒しそのままローラーの下敷きになって頭蓋骨を骨折する重傷を負ってたりもする(>_<)


 アニメ『巨人の星』は、放送禁止用語の修正や改変を行うことでヘンに有名な作品でもあるのだが、そんな言葉尻をどうこうするよりも、こっちの方に
※この曳き方は危険なのでよい子のみんな、マネしちゃダメだゾ☆
とかいうテロップの一つや二つ、施してほしいものだ。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 今日の〆の一曲は、GARNET CROWで『僕らだけの未来

この曲も、タイトルをパッと聴きした時、
一瞬、「僕だらけの未来」――って何?(・_・)?て思った阿呆な私。
みんな、存分に笑ってやってくれたまへ(≧▽≦)

だらけの未来(イメージ図)

この曲は、アニメ『名探偵コナン』のEDにも起用されているのだが、こんな真実なら、正直、1つも要らないかな^m^


 おっと、今宵ももうこんな時間だ。さっきトイレに行った時に小窓から外を見たら、どエラい降り方してる……(・_・)
明日も4時起きやな……( ̄O ̄)


 そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が
うっかりの勘違いは、笑い話かnoteのネタになる程度の軽微なものにとどめ、笑顔あふれる一日でありますよう✨😄



■ おまけ

 今回の画像しりとり列車 (163両目) の前の車両です。タイトル「カツ丼食うか?」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。


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