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ことばになりきらないいろんなきもちを抱えながら、たちどまって考える日々を。 🇳🇿ワーホリ日記-vol.1-

早いものでこちらにきて1週間が経とうとしている。
もう、な気も。まだ、な気も。
なんだか、今のきもちを残しておきたくて、noteに綴ってみることにした。


たくさんの愛を受け取って1年間の旅に出た。

2023年6月15日。
平日にも関わらず、たくさんの方に見送っていただき、空港を出発。
飛行機に乗った後はみんなからのメッセージとアルバムを読み、また涙涙のフライトだった。

萩石見空港にて。
たくさんの方が見送りに来てくれた😭💓
成田空港へ。ひとりはやっぱり寂しくて、心細い。
日本最後のお昼ごはん。
お米恋しくなるんだろうなぁ〜。
和食嫌いだった17歳、初の海外でバンクーバーに向かったわたし
10年後にこんな今があるとは思いもしなかった。
人の味覚は変わるものだ。
羽田空港でもまた見送ってくれたはるさん。
みんなの愛とあたたかさをいっぱい受け取りながら。

12時間以上のフライトと乗り継ぎの先に降り立ったのは、ニュージーランド。
北島に位置するオークランド。

Auckland空港到着!
飛行機から見た朝焼けがきれいだった。
いよいよなんだな〜とじわじわ実感。
ゴールドコーストで乗り換え。

今日から、わたしはこの地で6ヶ月のワーキングホリデーをしながら暮らす。

たったひとり、空港に着いた時は心細さと不安の方が大きかった。
無事に、入国審査通れるかなというドキドキ感。
(ドキドキした割には、あっさりと終わった。)
日本語が遠ざかり、聞き慣れない言語が飛び交う空港。
海外でも使えるはずの日本のSIMがうまく機能せず、バスもこれであっているのか?と思いながら、運転手さんに聞くとホテルの近くまで行くと言われたので、そのバスに飛び乗る。
ちゃんと着くかな…という不安なわたしを乗せて、バスはぐんぐん進んでいく。
空港のwifiが途切れた先は、Google mapの位置情報だけで予約していたホステルに歩いて向かう。
(携帯がなかった時代のひとたちはどうやって旅をしていたんだろうと方向音痴なわたしはいつも思う。本来備わっている力が便利さによって衰えているのかもしれない。)
25キロのスーツケースと7キロ越えのバックパックを抱えて、さまよいながらなんとかホステルに無事に辿り着いた。
チェックインをして、部屋にたどり着き、ホッと一息。

今日中に、SIMをこちらでゲットするのと、まずは、なにか食べ物を!と気合を入れてホステルを出る。
同じ部屋の台湾からのワーホリの子がSIMを買えるところとスーパーをとても丁寧に教えてくれた。やさしい。心細かったのでちょっとホッとする。

ひとり、知らないまちのなかを歩きながら、ついにきたな〜というきもちがじわじわ湧いてくる。
オークランドは都会だ。
知っているチェーン店もたくさんある。多国籍豊か。いろんなひとたちがいる。
つい、数日前まで暮らしていたまちとのちがいにそわそわしながらも歩く。

チーズいっぱい!
海外のスーパーって感じだなぁ〜。
本当に疲れていると自分が何を食べたいのかよくわからなくなる。
スーパーをうろうろしているだけで時間が過ぎていった。

無事にsimをゲットし、お腹を満たし、早めにシャワーを浴びてその日は休んだ。
オークランド1日目。

少し落ち着いて、みんなにメッセージを返す。
無事についたよ。
こちらは真っ暗。でも、日本はまだ明るい。時差は3時間。
たった3時間と思っていたけれど、3時間って大きいな〜。

新たな出会いと歩く週末。

2日目は、土曜日。
特に予定はないけれど、予定がない日ほど、朝早く目がさめてしまったりする。
せっかくきたのだから、ホステルに1日こもっているのはもったいないような気がして、調べて出てきた週末だけのマーケット(Saturday market)に行ってみることにした。
ルームメイトの子がいっしょに行きたいと言ってくれて、いっしょに向かう。
歩きながらいろいろ話した。
日本でワーホリをしていたこともあるのだとか。
やさしい日本人が好き。と言ってくれてうれしい。
話しているとあっという間にマーケットについた。
知らない野菜や果物が並んでいる。

目に留まるのはやっぱりカゴ。
野菜もずらり。
ニュージーランドといえばマヌカハニー。滞在中のどこかで食べたいなぁ。
(節約生活のため、今は我慢)
お花屋さん。

近くでフィッシュマーケットもやっていそうだったので、少し歩いて見に行く。

オークランドは海のまち。たくさんの船が浮かぶ。
お魚おいしそう….お刺身食べたい…..
ニュージーランドといえば、キウイ。
日本食もたくさん売ってる〜。
マーケットで買った謎のフルーツ。酸っぱいマンゴーみたいな味。

ふらふらとしたあとに、午後は図書館に。
フリーwifi、フリーwater。
コピーや充電もできてゆっくり過ごせる心地よい空間。
みんなの憩いの場になっている感じ。
中にはソファでがっつりお昼寝をしているひとも。自由だなぁ〜
この日以来、ホステルから近いので、暇さえあれば毎日のように通っている。

日本の漫画もたくさん。

3日目の日曜日。
図書館に向かったら、日曜日は10時からだった。
日曜日はどこもゆっくりスタートのよう。
まちをふらふら。赴くままに歩く。

マオリのことばで
「こんにちは」という挨拶で使われているらしい。
日曜の朝はホステルのキッチンもだれもいない。
みんなマイペースで今の自分のきもちに生きている感じがする。
ご飯の時間も国ごとに違っておもしろい。
エリオット通りを見つけた。

だれも自分のことを知らないまちにひとり。
これまでは、毎日なにかしらの予定が常にあって、どこかにいけば知っている誰かに会えた。
それがまるっとなくなって、今わたしにしなければならないことはなにもない。
リセットしたい。
そう思って旅に出た。
でも、いざそうなってみると、なんだかそわそわする自分がいる。
早く仕事と拠点を探さないと…
そんな焦りのようなきもちを感じながらまちを歩く。
この日も図書館で仕事探しをしながら、CV(履歴書)を送り、待つことしかできない自分になんともいえないきもちになる。
これからどうなるんだろう。
先が見えないことへの不安ばかりが募る。
甘く考え過ぎていただろうか….
日本で仕事決めてからきた方がよかったかな….
キャリアブレイクしたくてきたのに、やっぱり不安になるわたし。

お昼にホステルに戻ると、フランスの方が話しかけてきてくれた。
ジブリが好きで日本語を勉強していて、日本でもワーホリをしていたそう。
(日本語話せる人多いな〜!改めて日本という国の文化の豊かさに出会いなおしている感じ。)
午後から散歩に行くけど、一緒にどう?というお誘いを受けた。
よくお散歩に行くそう。
散歩ならお金もかからないし、健康にも良いし、時間が過ぎるのがあっという間なんだとか。
毎日、仕事探しばかりしていて、うまくいかなくて落ち込んでいたってしょうがない。
それもそうだよな〜と思い、一緒に散歩に行くことに。
オークランドの天気は変わりやすい。
雨が強くなってきてしまったので、コーヒーを飲みながら雨宿りをしつつ、いろんなことを話す。
どうしてワーキングホリデーをしようと思ったのか。
どうしてニュージーランドだったのか。
日本でのワーホリの話、日本の好きなところ…

次第に雨も弱まってきたので散歩再開。
いつか、自分の故郷でやりたいことがあるんだ。と話してくれて、わたしも元気をもらった。
なかなか仕事が見つからないことの不安を共有できたのもありがたかった。
ひとりで悶々と部屋にこもっていたら味わえなかった時間だった。

虹も見えた。なんだかいいことがあるかも。

その日の夜、キッチンで生地をこねているのをみて、何作っているの?と聞いたら、「食べる?」とくれた。

熱々のできたて。
とにかくおいしかった〜。
いろんな国の料理がキッチンでつくられているのをみるのもまたホステル暮らしの楽しさ。
最初は、英語大丈夫かなと不安だったけど、ルームメイトや話しかけてきてくれる人たちのおかげで少しずつ英語で話すことに自信が持てるようになってきて、
自分から話しかけてみることができた。
自分の肩の力が抜けていっているのを感じていた。

その日の夜はラウンジで作業していたら(部屋のwifiが弱いのでみんなラウンジに集いがち)
昨日の夜、少し話しかけてくれたメキシコの方がまたも話しかけてきてくれて、しゃべっているうちに言語談義が始まる。

中国語と日本語は僕らから聞いていると、同じように聞こえるし、見えるが実際はどうなのか?と。
一方で、メキシコの方はアルゼンチンの方と言語は多少違えど、理解はできるのだとか。
言語っておもしろい。
そこから、話はどんどん広がって、アルゼンチンの方がマテ茶をふるまってくれることに。

夜更けに急遽はじまる異文化交流。
台湾、メキシコ、日本、アルゼンチン。
いろんな国のひとたちがお茶を通してつながる。
みんな第一言語が英語ではないので、英語で言いたいことを言うのに苦労しながらも、もっていることばを総動員して伝えようとする。
そうやって伝えようとすれば、思いは伝わる。ことばになりきらなくても。
そんなことを彼らと話していて感じる夜だった。気づけば、4時。
時間を忘れて楽しく談義に華を咲かせた夜だった。


ミッション達成のご褒美に。

月曜日は、銀行の開設に。
ワーホリにあたって、銀行の開設とIRDを開設する必要がある。
昨晩遅くに、メキシコの方に習いながらみんなで申請をした。
こんなにもいろんな国からたくさんのひとがニュージーランドにワーホリに来ているのだな〜と。(日本人が多いのかと勝手に思っていた)
朝、そわそわドキドキしながらも、銀行に到着。
銀行の前にはたくさんのひと。
銀行の開設に苦戦して何件も銀行を渡り歩いたり、何度も行っているのを先に来ていたホステル仲間たちから聞いていたのでより一層不安は大きかった。
けれど、日本にいる間にオンラインで申請し、窓口の予約を事前に済ませていたので思っていたよりスムーズに進み、開設できた。
ふぅ〜。

無事、大きなミッションをひとつクリアしたので、今日はお祝いだ!とメキシコ料理をみんなでつくることに。
スーパーに買い出しに行く。

いいアボカドを選んでおります。
できる限り故郷の味を再現すべく、どれにしようか….すごい悩んでくれてた。
このコリアンダーが大事なのだとか。
分けてくれたキウイがとっても甘くておいしかった。
メキシコ料理 chilaquiles rojos
とってもとってもおいしかった〜〜!!

海外で自分の国で食べていたものを同じようにつくろうとすると難しい。
日本食もたくさん売っているけれど、お値段はお安くない。
キッチンに行くと、だれかが料理をつくっていて、いろいろつくりながら話ができるのも楽しい。
日本行ったことあるよ。日本大好きだよ。また行きたいよ。
日本語勉強した。と言ってくれる人も多くて、本当にうれしい。
いつか彼らの国にもいきたいし、また日本にくることがあれば遊びに来てねと話す。
広い世界の中で今、こうしてニュージーランドにやってきて、同じホステルで暮らしていることの奇跡。すごいことだ。


不安をそばに置きながら、今日も生きる。

火曜日。
今日も今日とて図書館通い。
仕事を探し、メールを送り、履歴書を印刷する。
それだけでは、集中力が続かないので、本を読む。
特に何かすることがあるわけではないのだけど、気づけば1日はあっという間に過ぎていく。
仕事見つかるかな….
だんだん不安になってくる。焦っても仕方ないのに。
履歴書を出したカフェに行ってみる。
自分が働くとしたらどんな感じかな?をイメージしたくて。
なかなかメールの返信がないので、帰りに店員さんに聞いてみるとオーナーと話してみてくれるそう。
聞くかどうか迷ったけど、聞いてみてよかった。
日々、メンタルを鍛えられている。
今は、できることを十分にして待つしかない。
今日もよくがんばったね、わたし。と自分で言えること。
自分を大事にできるのは自分しかいないのだから。

そう思えるのは、
海外に来て、仕事を探して、暮らしてみるチャレンジの中で
ストレスを感じながらも毎日ここで生きている
それだけで十分すごい、だからそれ以外はなにもせず
休んで、自分を大事にしていいんだ。
君を誇りに思うよ。と伝えてくれる夫の存在があるから。
彼には日々支えてもらっている。ありがたい。
そして海外暮らしの先輩として伝えてくれたこのことばには救われた。

図書館に日本の本がたくさんあるのがありがたい。
読んでいたら、おぉ〜という部分が。
日本の抹茶文化、オークランドでも広がっています。
いろんな国の人たちが楽しんでくれているのがうれしいな。

水曜日。
今日は、ちょっと疲れてしまったので、仕事探しはちょっと置いておいて、オークランド博物館に行ってみることにする。
バスでも行けるけど、歩いて40分弱。歩いて行くことにする。
担いできた荷物が重い。預けてくればよかったな〜と思いながらも坂道をひたすら歩く。

葉っぱが大きい。
大きな葉っぱが落ちていた。かっこいい。
日本にはいない鳥。
こちらは冬です。

次の予定があるわけでもない
急ぐ必要もないので、ちょっとベンチで休む。
ぼーっとする。
見える木々の形や葉が日本でいつも見ているものと違う。
平日だけど、公園にはたくさん人がいる。
ランニングしている人、お散歩しているひとたち、ベンチで本を読んでいる人….
せかせかしてなくていいな。
自分の時間をちゃんと楽しんでいる感じがする。

博物館はワーホリビザを見せると無料で見学ができる。
マオリの文化のものがたくさん展示してあった。

展示はすべて英語なので、理解しきれないところもあったけど、
映画でみたモアナの世界そのもの。
そしてわたしが目を惹かれるのはやはり生活用品。
暮らしの道具ってときめく。
マオリのパフォーマンスもやっているということで当日もみれますか?と聞いてみるといけるという。
チケットを買い、観ることに。

ポイの動きがすごい。
ハカの迫力がすごかった。

節約中の身で悩んだけど、やっぱり観てよかった。
ビリリっと身体に届くようなエネルギーを感じる歌と踊り。
ことばにしきれない、体感でしか味わえない感動。
観れてよかった….
余韻を残しながら、また博物館の展示を観る。
こどもたちが興味を引くような展示もあった。
学校の見学できているのか生徒たちがたくさんいた。

平和とは?

戦争についての展示もあって、遠く離れたニュージーランドにも日本の戦争についての展示があった。

その日の夜、メキシコの方と話している中で、
メキシコでは、マヤのことばが消えていっているのだと教えてもらった。
おじいちゃんはマヤのことばを話せたけれど、お父さんは話せない。
とっても残念だ。
今もマヤの人たちは山の中に住んでいる。
日本の侍はまだいるのか?
そんな話から日本の歴史について話すことになった。

日本で原爆が落とされたことも彼は知っていて、どうしてこんな悲しいことが起きちゃうんだろうね。と。
世界ではいろんなところでいろんなことが起きている。
今こうしている間にも戦争で亡くなる人、戦争に怯えて暮らす人がいる。
でも、このホステルにはいろんな国の人がいて、みんなと話していると
これこそ平和につながる一歩なのでは、と思えてくる。
聞こえてくるものを信じるのではなく、
自分の目で見て自分の耳で聞いて、感じて話すこと。
知ろうとすること。
自分で判断すること。
メキシコの彼も「一番怖いのは、無関心だと思う」と言っていた。
本当にそうだと思う。今、日本で起きていること、世界で起きていること。
それは自分一人でどうにかなるものではないことなんか十分承知の上で、それでもわたしは「無関心」ではいたくないなと思う。
そのために私ができることは「知る」努力をあきらめないことなのではと。
そんなことを感じた夜。

この日の夜、マテのおもてなしのお返しに茶道でおもてなしをさせてもらった。
いろいろと足りないものはあったけれど、できるもので心を尽くす。
みんな喜んでくれたようで本当によかった。
お手前を披露するのは、ドキドキしたけれど。(間違わないようにしないととおもってしまっている自分がいた)
お茶をやっていてよかったな。
自分の好きなものをおすそわけできたようでうれしい。
日本のお茶の文化や歴史を英語で説明するのは難しい。もっと勉強したいな。


「働く」ってなんだろう。

木曜日。
今日も図書館に。日本の本がありがたいことにたくさんあるので、仕事探しの合間に読書をする。
やっと、面接をするよ!とのメールが1通返ってきた。うれしい。
今日決まらなかったらオークランドを離れようと思っていた。
どこに暮らすか、何をして働く、この6ヶ月をどう過ごそうか。
そんなことを、ここ1週間はずっとぐるぐる考えていた。
兆しが見えた。それだけで心は軽くなった。
海外で働いて暮らすことはわたしのやってみたかったことの一つ。
でも、いざやるとなると、怖くて不安でこの場にすくみそうな自分がいる。
そんなときに思い出すのは送り出してくれた日本の家族や友達のこと。
自分の英語が果たして通じるのか不安なのはいつものこと。
でも、こればっかりはやってみて、うまくいかなくて。を繰り返すしかない。
そう思いながら。

この本を仕事探しのおともにしていた。とても元気が出る。
もし仕事が決まらなかったら移動用の行動食にしようと買ったナッツ。
食べることについてもこちらに来てすごく考えている。

そして、金曜日。
今日は面接の日。朝からそわそわしつつ、なかなか動き出せない。
今日も図書館に行く。
本を読みながら「働くってなんだろう」と思う。

わたしは「働く」をリセットしたくて、日本を離れ、このまちにやってきた。
でも、やっぱり暮らしていくには最低限のお金が必要で、そのためには働くが必要で。
でも、お金のためだけじゃないなにかもわたしは「働く」に求めているのだと思う。
それをこのリセット期間にいろいろ試しながら考えてみたいと思う。

面接に行ったら、30分後にまた来て!と言われた。そんなこともあるのか…
かといって、呑気にごはんというほどの気持ちでもなく、
すこしでも気持ちを和らげるためタピオカを解禁。
無事に、面接とトレーニング終了。
いろいろと想定していたことと変わってしまいそうだけど、これもまた人生。
乗っかってみましょう。
フライトから今日まで日々の支えだった「Ann with E」
シーズン3まで一気に見てしまった。
原作ではない登場人物も描かれていて、当時の差別や価値観にも向き合い切り込んでいくアン。
そんなアンに周りも次第に動いていく。
最後のエピソードがもう、たまらなくわたしの好きがつまっていて、ときめいた。
わたしが海外に興味を持つことになった原点が赤毛のアン。
この本と出会っていなかったら今はない。
そう思うと、点がいつか線になることもあるのかもしれないと思えたりする。
お金はないけど、時間はある。そんな今だからこそいろんな作品を観よう。
(おすすめがあれば教えて下さい)

ことばになりきらないいろんなきもちを抱えながら、たちどまって考える日々を。

ひとまず、ニュージーランドに来て1週間が経ちました。
毎日、特になにかすることもなく、仕事を探しながら、わりとちゃんと3食食べて、読みたかった本を読んだり、観たかった映画やドラマを観たり、日本での生活とは比べ物にならないくらいのんびりした日々を送っています。
でもそんな日々に、時に不安になったり、本当に自分にできるのかなと自信のなさが顔を出したりすることもあるけれど、ちゃんと今を生きれている感覚はある。
どんなふうに過ごしても1日の時間は流れていく。
なにもしていない自分に対しての焦りや不安は絶えないけれど、時間にもきもちにも余白と余裕があるから吸収できることもたくさんある。
いろんなひとのやさしさに助けられたり、触れられることもある。
今ここにいなかったら出会えていない人たちとの出会いもある。
日々、いろんなことを考え、学び、今を生きている。そんな感覚です。
来週には、またちがったことを感じているんだろうな。
ときおり、こうしてゆるりと今感じていることを日記のように綴り開いていきたいと思います。

なにげないこの記録が後できっといつかの私の糧になるような気がしながら。

今、わたしが日本を飛び出し、こうして学べているのも、全てはサポートしてくれている家族や友達がいるからだということも忘れず、心から感謝して日々を過ごしたい。
改めて、応援するよ!と送り出してくれて、本当にありがとう。

夫作のテディベア。旅のおともに一緒に連れてきている。名は「ピーナッツ」
(spy×familyにハマっていた時にもらったので)


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