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失敗から学んだ復職するときの3つの問い【適応障害で休職】

こんにちは。繊細リーマンゆうたろうです。

このnoteは適応障害で休職と転職を繰り返す繊細サラリーマンの体験談を、一方的にあなたの脳内に語りかけていく記事です。

今回は「復職時期を悩む繊細な会社員さん」に向けて、私の体験を晒していきたいと思います。

適応障害でこれまで休職3回、復職は1回経験

適応障害でこれまで休職3回、復職は1回経験

私は持ち前の繊細さを発揮し、長年勤めていた会社で出世してマネージャーになった途端、適応障害1回目を発症。そして休職へ。

初めて適応障害を発症してしまったその会社では、結局復職できす転職を選択しました。

そして、、転職先の会社でも適応障害発症2回目。再発となり、休職へ。。

この転職先の会社では、休職したのちに復職を選択しました。

休職の間、悩みに悩みましたが、これ以上の転職は出来ないという追い込まれ感から、半ば無理やりに復職を決意します。

復職は失敗に…再度休職したのちに退職へ

復職は失敗に…再度休職したのちに退職へ

半ば無理やりとは言え、せっかく決断した復職。

残念ながら異動後の配属先で、研修講師が高圧的で耐えられず、結局また休職。

結果、退職となってしまいました。。

<休職状況まとめ>
・適応障害1回目→休職→転職
・適応障害2回目→休職→復職→休職→退職

もういよいよ終わりの見えないエンドレスループに感じ、自分は社会にもう適応できないのだと、絶望、真っ暗闇。

なぜ改善されないのか、何度も同じ過ちを繰り返してしまうのか。

自分の繊細さもありますが、「治療」を本気で出来ていなかったのが大きな理由だと今では思います。

当時診察してもらっていた心療内科は診断書を渡すくらいで、特に投薬やカウンセリングもなく、治療は自己努力。

私もその状況に甘んじていたところが良くなかった。

休めさえすればよい、と誤解していたんです。

ついに見かねた妻から、専門のカウンセラーのもとでのカウンセリングを進められます。

人生で初めてカウンセリングに通い、そこで自分と向き合うことの大切さと効果の大きさを強く実感しました。

※いつかこのカウンセリングのことも別でnoteにまとめたいと思います。

当時は知識不足で復職の判断を誤ってしまいました。

カウンセリングを経て、そこから改めて勉強しなおした今の自分から、この時の自分へ。

復職前に問いかけたいこと。

それが、これからシェアする3つの問いです。

失敗した復職から学んだ【復職時の3つの問い】

失敗した復職から学んだ【復職時の3つの問い】

<復職前の問い>
1.原状回復できたか
2.謝る覚悟ができたか
3.再発防止策を持つことができたか

上記の3つにすべてYESと答えられるか。

答えられるのであれば復職準備OKだと思います。

1つずつ、それぞれ思いを晒していきます。

1.原状回復できたか

1.原状回復できたか

適応障害で休職するはじめに「ダラダラ期」が必要だと良く言われます。

これは本当にその通りで、徹底的にダラダラして、次のような状態になるまで「何もしない」をします。

・仕事への無責任さを持てた
・睡眠を落ち着いて取れるようになった
・身体への不調が改善された(めまい頭痛など)

一般的にダラダラ期のあとは「活動期」へ入りますので、上記の状態が安定してきたら衰えた筋力回復のため、散歩や軽い運動を開始。

また、体力だけでなく、このダラダラ期を経ると感情も衰えます。

リハビリのつもりで感情を動かす練習をするのをおすすめします。

音楽、映画、漫画、アニメなどで喜んだり笑ったり感動する体験を増やす。

そうすることで情動へのアレルギー反応を和らげていきます。

ここまで来ることで「働かなきゃ」から、「働いてもいいかな、働きたいな」へ気持ちが移行し、原状回復できたといえるでしょう。

2.謝る覚悟ができたか

2.謝る覚悟ができたか

次に体や感情が現状回復してきても、休んでいた職場に復帰、となると憂鬱さが再登場。

気まずい。

異動させてもらえるとしても、ある程度は周りの人へお礼やお詫びを伝える状況が発生するでしょう。

ここでは申し訳ない気持ちが強すぎると、私のように萎縮してしまう人もいると思います。

先の「1.原状回復できたか」でも記載しましたが、ここでは確固とした仕事への無責任さを持つことをお勧めします。

取返しのつかないことをしてしまったんだ、などといった誇張された思いを捨てましょう。

・なってしまったのはしょうがない
・回復できた自分、まじでエライ
・滅多にない経験をして帰ってきたんだぜ

これくらいの思いでいれば、謝れそうな気がしてきませんか?

ここまで乗り切った自分を受け入れて、ほめましょう。

そうすれば他人に感謝やお詫びが出来る気持ちが、ちょっと沸いてきます。

3.再発防止策を持つことができたか

3.再発防止策を持つことができたか

一度適応障害になって休職したら、もう元の自分に戻るということは、残念ながら出来ないと私は思います。

というよりも、

もとの自分より武器が増えた状態になっている

と私は思っています。

ここまでいろんな思考を巡らせ、気力も体力も回復させた功績。

これはとても素晴らしく、誇れることです。

自分がやってきたことを少し棚卸する時間を作りましょう。

・ストレス解消方法は?
・楽しかったり感動したことは?
・落ち込んだときには何をしていた?

次にまた不安や恐怖がやって来たとき、どうやってスルーするか。

どうやって乗り越えるのか。

自分の武器となる再発防止策をもっておきましょう。

私はカウンセラーさんのすすめで、日々ノートに自分の思いを綴るようにしています。

日記のようなものですね。

私なりのノートのまとめ方は以下の記事で晒しています。

興味があれば覗いてみてください。

まとめ 失敗から学んだ復職時の3つの問い

まとめ 失敗から学んだ復職時の3つの問い

1.原状回復できたか
 ・仕事への無責任さを持つ
 ・安定した睡眠がとれる
 ・身体の不調の改善
2.謝る覚悟ができたか
 ・しょうがないと受け止める
 ・回復できた自分、エライぞ感
 ・滅多にない経験をして帰ってきたぜ感
3.再発防止策を持つことができたか
 ・ストレス解消方法を持つ
 ・楽しかったり感動したことを探す
 ・落ち込んだときに何をしていたか纏める

復職日当日は正直緊張します。

とはいえ、職場の人間は自分のことで皆精一杯です。意外と普通に過ごせるものです。

始めの一時間、始めの一日。

まずはそこをじっくり味わう。

それくらいの気持ちで過ごしても良いのではないでしょうか。

素直に自分の弱さを開示してみましょう。

そうすると人の優しさに気が付きやすくもなります。

隠そうとせず、堂々と。

復職しようと選択したあなたはすごい。

私もまだまだ傷つき、へこみながら繊細リーマンやってます。

一緒に進みましょう。


以上、

最後まで目を通していただき、ありがとうございます。

これを読んでいただいたあなたを、前向きとまではいかなくても、横向きくらいにはしたい。

繊細リーマンのゆうたろうでした。

ではまた!

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