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ゴミと向き合い続けたあの夏から半年

今年の夏、noteで「八月の棚卸し」というゴミと向き合い続けた夏の記録を公開しました。反響をいただいてから早半年。我が家のゴミたちはあれからどうしているのか?その後について、継続していること、パワーアップしていることをまた書きたいと思います。

✿ 反響をいただいたゴミエッセイ(悪口ではない)「八月の棚卸し」

【効果絶大】生ゴミはチラシに包んで乾かす

いちばん効果が大きかったのは何と言ってもコレ。生ゴミをチラシで包んで乾かす(放置)です。生ゴミが臭わなくなる上に脱プラもできる。これを考えたMelon Happy Lab(めろんハッピーラボ)さんは本当にすごいです。

私の場合、こんな感じです。シリコンのザルにダイソーのでマルチダスターを敷いて、その上にチラシを乗せます。お料理の中で果物の皮などが出たら、まずは下の写真のようにチラシの上に置いていきます。そして料理が終わったら次の写真のように飴ちゃん包みをします。

飴ちゃん包みをした生ゴミは、自然乾燥(放置)でOKです。ゴミの日が来たらまとめてポイッと捨てるだけです。いろいろ試行錯誤して、今ではクローブを入れたバスケットにこうして差して乾かしています。このままベランダでも乾かせるので楽です。

先日、夫も「確かに臭いがなくなった。ゴミ箱を開けたときのムワッて臭いがなくなった」と言っておりました。最初はチラシに包むだけなんてと渋い顔をしていた夫も、この結果には驚きを隠せないようです。

ちなみに魚の骨などは、一度小さなチラシにギュッと包んでから、その他の生ゴミと一緒に大きなチラシに包んでいます。この方法だと、骨が袋を突き破ることがありません。

コーヒー殻も乾かしています。お皿に平たく出してベランダに置いておきます。トイレや玄関などに置いて消臭剤として使ってもいいのですが、私はこのままゴミ箱にサラサラと捨ててしまいます。(※)ゴミ箱を消臭してまえということです。

今のところベランダで乾かしても虫は寄ってきませんでしたが、心配な人はザルなどを被せておくと良いですね。

※ゴミ袋は、清掃車の中で破れたときに粉が舞うことがないよう、二重にする等の工夫して出してあげてください。我が家ではゴミ箱に袋を設置したあと、底と側面を覆うように大きめのチラシ敷き詰めています。その上で袋を二重にしたり、厚口の袋を利用すると、万が一カラスに突っつかれたりして袋が破れても中身が出ることが減ります。ご近所さんより教えてもらった方法です。(追記2024.1.18)

写真も追加で掲載致しました。ご参考ください(2024.2.2)

チラシは大量にあるんだぞ

ところで、うちはチラシがありませんという人がいますが、探してみると紙類ってけっこうあるものです。医薬品の説明書、緩衝材、雑誌、パンフレット、ノート、メモ帳……。新聞を購読している人から何束か譲ってもらうのもテです。

探してみてください。けっこうありますから!

医薬品を買うと必ず付いてくる説明書(薄くて使いやすいです)
紙袋は開けばOK!緩衝材として利用されている紙も柔らかくて使いやすい
雑誌、パンフレットはホチキスを外せば…
↓↓↓↓
こんな風に何枚もチラシゲットだぜ!!!

臭わないゴミ袋

ゴミ袋の見直しも本当に素晴らしいものでした。ゴミ袋に使える袋って、けっこうあるものなのですね。特に重宝しているのは、パンや冷凍野菜、漬け魚などに使われているPP素材・ポリプロピレンの袋、ミロやプロテインなどに使われているチャック式の袋です。臭いを通しませんので、

✿ PP素材・ポリプロピレンの袋について(マシンガンズ・滝沢さんのツイートより)

生ゴミをチラシに包んで乾かす方法は、私は野菜、果物、お茶っ葉、魚の骨などを中心に包んでいます。肉汁まみれのラップとか、油をふき取ったボロ布とかは、ビニル袋に包んで捨てています。その場合、一度薄い袋やチラシに包んでから、臭い漏れの少ない袋に入れて捨てています。つまり二重にして捨てています。

薄い袋は、浅漬けや片栗粉をまぶすのに使った袋を洗って再利用しています。うちはアイラップを使うのですが、丈夫なので再利用しまくりです。雑誌が入っていたビニル袋とか、ラーメンの袋でも何でも良いと思います。どうせ後で二重にして捨てますから。

二重にする袋は、臭いの通さない袋です。先ほどご紹介したパンや冷凍野菜、漬け魚などに使われているPP素材・ポリプロピレンの袋、ミロやプロテインなどに使われているチャック式の袋です。

この辺は必ずゴミ袋として使います

漬け魚などが入っている袋は、小さくて口が結べないかもしれません。その場合、口を捻じってテープで留める方法がお勧めです。このやり方でも臭いは漏れません。テープは荷造りで使う透明のテープがお勧めです。ビッチリ留まるし、長持ちします、テープを購入した方がゴミ袋を購入するよりも安上がりです。

お蔭さまでここ半年以上、生ゴミ用の袋は買っておりません。

こういう袋は丈夫なのでお勧め

排水口用ネットからの離脱

排水口用ネットを辞めたことも、素晴らしいことだと気づきました。私は、スクレイパーでかき集めて捨てる方法を採っています。前回からパワーアップしたのは、スクレイパーではかき集められなかった細かいゴミや、スクレイパー自体に付いたゴミの処理の仕方です。

スクレイパーで生ゴミをかき集めても、なかなか全部をかき集められず、細かいお茶っ葉などは残ってしまうんです。そこでまたチラシの活用です。こんなふうにカットしたチラシを用意しておいて、こいつを使って、残ったゴミを拭き取るんです。特に新聞紙タイプ、ノートやコピー用紙は程よく水気を吸い取るのでちょうどいいです。

メモ帳サイズにカットしておきます
缶とかに入れておくと便利

排水口用ネットを使わないと、やはり排水口は汚れやすくなりますが、その代わり毎日お湯で排水口を洗う習慣がつき、なんと昔よりも排水口が綺麗になりました。習慣になると掃除が苦ではなくなりますし、ドロドロと出会わなくなりました。

思い返せば、実家の母親も毎日ガスコンロと排水口を洗っていたなと気づきました。そうしてお家をマメにメンテナンスするから、何年経っても劣化することのないお家に住んでいられるんですよね。今さらですが、主婦という仕事の価値を思い知らされました。

捨てるものにお金をかけない床掃除

床掃除はもっと楽になりました。以前は、クイックルワイパー系を辞めたことで、代わりに掃除機を使うようにしましたが、ちょっとした髪の毛や食べかすにも毎回掃除機を出してくるのって、面倒くさくて。床掃除自体が億劫になってしまったのです。

最初は、髪の毛が散らかりやすい洗面台の床は、トイレットペーパーで拭き集めて綺麗を保つようにしていたんです。手で集めたほうが早いやと。だけど段々とトイレットペーパーももったいないと思うようになったんです。捨てるものにお金をかけない。これが鉄則ですから。

そこで導入したのがちりとりです。

もう素晴らしいのなんのって!髪の毛程度ならこれでいいんですよね。何をわざわざペーパーで拭っていたのか……(後悔)

昔の人はこうして畳や廊下を掃除していたんだよなと思うと、初心に帰った気持ちになりました。しかも私たち日本人は、学校で掃除の時間まであり、箒とちりとりの扱いには慣れています。もう上手なものですよ。

私が導入した箒とちりとりは、カインズの立つほうきです。専用のちりとりもあり、インテテリアにも馴染みむっちゃ良かったです!(強いて言えば、箒の毛がプラスチックなので静電気が起きやすいくらい)一度購入すれば、壊れるまで何年も使えます。使い捨てではないのが、箒とちりとりの良いところです。

ゴミと向き合い続けて半年

ゴミと向き合い続けたあの夏から半年。生ゴミ臭も減り、お金をかけずに綺麗を保つ術を見つけ、本当に良いこと尽くしでした。知恵を出して、創意工夫することは、心が豊かになります。

日本には「もったいない」という素晴らしい言葉があります。「もったいない」は「大切にする」ことにも繋がるなんですね。

これからいよいよ年末に入り、大掃除でゴミが大量に出てくると思います。知恵を出し合って、使えるものは使い倒して、心豊かに一緒に年を越しましょう。

✿ 前回の「八月の棚卸し」もよろしく

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