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音楽は国境を超えるという事がわかった学生時代

私の父は某テレビ局でギネスを取るほどの
音楽長寿番組のお仕事をしていたことがあります。

嘘か本当か、ヴァンヘイレンを最初に日本に連れてきたとか
ミュージカルの『ウエストサイドストーリー』を
日本に持ってくるための契約をしただとか…

そんな父はクラシックと黒人男性のボーカルが
特に好きでよく聴いていました。

兄は当時大人気のLAロックやヘビメタをよく聴いていて
私も一緒になって聴いたりコンサートへ行ったり。
朝はよくモトリークルーの『Live Wire』が目覚まし。

お陰で私は浅く広く音楽を聴き
また国内外、ジャンル問わずに音楽は大好きになりました。

単独留学でアメリカの女子高(珍しい!)に入った際
英語が特に得意だったわけでなかった私を助けたのは
やっぱり音楽でした。

英語でテストは苦戦したけれども
先生とは音楽を通じて話し合えたMusic History。

カラオケに行けばモトリークルーにBON JOVIをはじめ
Red Hot Chill Peppers、QUEEN…音楽を通じて
友達と仲良くなったし沢山の時間を共有できました。

また、一番最初のルームメイトは日本に興味があり
日本の音楽を一緒に聴いて歌詞を覚えてくれたり
私の高校時代は音楽が素晴らしい色彩を
付けてくれたと言って過言ではありません。

大学時代もクラシック音楽に触れるためにNYCの
カーネギーホールに行った後に
JAZZ Houseに行き、なぜかスカが流れて
知らない人たちと踊って騒ぐ時間。

肌の色も話す言葉も生活も、
それこそ文化に習慣なども何もおかまいなしに
その場にいるみんなが笑顔になれる。

音楽って本当に素晴らしいなと思う時間が
アメリカで過ごした学生時代は多かったです。

そしてその経験のお陰か変な偏見など持たず
「個性」として人々を認識する人間になった。
自分ではそう思っています。

オチは特にないのですが(笑)
そんな私は「美しい音」はボーダーレスだと感じたので
もし自分に娘が出来たらそれにちなんだ名前に
したいなと思っていました。(そして実行しました☺)

音に国境は関係ない、ボーダーレス。

だから娘にも人の肌や考え方、文化などの違いを知り
そういったものに対して偏見のない
ボーダーレスな人になって欲しい。
多くの人たち、考えを知って、より美しい音を奏でる
そんな人生を歩んでほしいと思っています。


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