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#06 墓場のラジオにラブコール

いやぁ〜復活ありがとううう!!!!

「おわりのはじまり談義」を聴いながら、墓場のラジオにハマった時には既に最終回を迎えていて、ちまちま楽しんでいた為に感想すら呟いていなかったな…

嘆くにも既に終わっている。
感想を分かち合うにも既に終わっている。
虚無の状態だったなと思い出して、

やはりクチコミの力は偉大だと感じ、とりあえずブログに手を出してみた次第である。

そして勿論、読んで下さった方には特段にすすめたいラジオであり、視聴回数に貢献してくれの意を尽くすつもりで今回紹介させてください。

かくいう私も、今までラジオなどハマった事などなかったし、職場で流れてるラジオをぶち切りたくなるくらいには、人の話が雑念として流れてる来るのは好きでは無いタイプだ。YouTubeの解説や知識が広がりそうなラジオ風トークは時々聞くが、自分にとって"利益があるから"というクソつまらん理由だったりする。

そんな中で出会ったのが墓場のラジオだ。まさに青天の霹靂。「お、面白い…テンポ感…謎に感じる哲学…ポンポンと出てくる豆知識…語り部2人の距離感…どれをとっても美味い…!これは癖にささる…!!」と衝動に駆られて、一日中聴きまくり出したのがきっかけだった。

墓場のラジオを通して知らないことを知るのは面白い。それくらい豆知識が毎度毎度出てくる。それに芸術やデザインに興味がある身としては、SHIBUちゃんのデザインに関する知識や見解を様々な分野を通して聴けるのも魅力的だし、時にシビアな視点で社会を話し出すのも身につまされる感じが心地よかったりする。

相手がいる会話上だからこそ、時たま出てくるお二人の哲学感、人間味、日頃の思想がポロポロと顔を覗かせている会話劇、互いの掛け合いを笑いながらツッコンでいく空気感もとても好きなのだ。

人とのコミュニケーションを好まないこの私でさえ会話っていいな…人と話すって楽しいんだなと思えてしまう不思議な空間にぐっと引き込まれてしまう。

そしてなんと言っても、墓場のラジオの持ち味は誰が聴いても「必ず1話」は忘れられない、もしくは刺さる、今欲している内容があること。

…特に私が好きだった話を紹介させて欲しい。

「自分は1人で元々満ちて居ると気づくこと。誰かが居なくなった時、ポッカリ穴が空いたような気がするけど、元々自分という存在に穴が存在していて、たまたまそこに人がいたのであって、自分は元から満ちていて、居なくなったからと言ってなにか失う訳じゃない。自分というのが減ったわけじゃない。」

「孤独に対する対処法は?」と視聴者の質問に答えていた回だ。今やバイブルである。質問者と同じような感覚で生きていた私は、穴を埋めても空いてしまう。正にその焦燥感の中で「この穴そのものが自分だった」と気づいたのはこの時で、衝撃と救済を同時に与えられた話であった。

他にも、直感の話の回で死にたいと言った囚人に「死にたくても貴方を待っている人が世界にいる」という本の話であったり、新作のおわりのはじまり談義での「人の死は役割を終えたから」も大変刺さった話だ。

しかし、これは「私」が刺さった話である。墓場のラジオは108話+厳選40話分+新作分の話がある。この膨大且つ、全てが面白いコンテツの中からあなただけに刺さる物があるだろうと思う。

最近はランキングも上位なくらい人気が出てきてるのでビッグウェーブに乗るなら今の内だ。

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…そして墓場のラジオさんには、何度でもラブコールして待つので、おわりのはじまりを繰り返して欲しい。NOBUちゃんが「役割が見当たらない」と話していたけど、少なくとも墓場のラジオに「一個人の私」は救わていて、80億人の中で1人の世界を変えてくださったお二人には感謝してもしきれない。どうかお風呂が汚くても、それだけのパワーがあるんだと届いてくれたら嬉しいです。


てこで度々Twitterで呟いていたら、ファンになってくれた方もいるので皆さんもハマると思います。水曜どうでしょう好きな人とか特に好きかもしれないですね…(?)


以上、ラブコールでした。

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