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詩
2022年10月27日 22:26
夜は冷たく寂しい。この頃空気が冷たくなって白い息も覗き始めた。煙草を吸う彼に、「煙が残ってるのか白い息なのかわかんないね」なんて話して白い息を吐いて見せたのを思い出す。私はこの時期の冷たい夜を好いていて少し嫌っている。心が萎む。涙が溢れる日も少なくはない。それが心地いいのか憂鬱なのかはまだわからない。恋人がいても暖かいご飯を食べて温かいお風呂に浸かっても満たされない心があるのは事実