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コンプレックスが消えた日

物心ついてから気にしており、コンプレックスだった事の1つが急に消えた。雲散霧消。

それは「おでこ」。
私はおでこが広い。40代になってもなんとなく気になるので、常に斜め前髪をキープしていた。
しかし寄る年波には勝てず、令和の夏は暑い。
前髪で視界が悪くなったり、髪がペッタリ顔にかかるようになったり、前髪の存在を疎ましく思うようになった。

6月のある日、家事に邪魔になるので前髪全開のオールバックで後ろに結わえた。
(広いおでこを出すと大顔に見えるのでは…)と、断固として避けていたヘアスタイルだ。

しかし…やってみると非常に清々しい。前髪を気にしなくてよい爽快感が先に立ち、おでこの形が二の次になった。

前髪があってもなくても、おでこの形が良くても悪くても、私が気分よくいられる事が最優先。

夫に「おでこ出すと変?」と聞くと
「別に。全く気にしないというか、君のおでこを意識したことがない」
というような回答がきた。(そういえば私も夫のおでこを意識したことがない)

そもそもおでこの形を気にしていたのは、私本人だけだったようだ。
コンプレックスの仕組みについて気づきが深まった一件だった。もっと若いときに気づきたかったものよのう…

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