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笹倉慎介の思考録「窓越しの世界」

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「窓越しの世界」は、2013年に笹倉慎介のオフィシャルブログで始まった日々を綴るブログ「sketch」の続編です。
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2021年4月の記事一覧

窓越しの世界 2021.4.13~27

4/13【主観と俯瞰】 時間に追われていると些細なことでイライラする。 同時に、イライラしていることを俯瞰している自分もいる。 俯瞰が主観を見つけて、主観が俯瞰を受け入れる。 4/14【過去に居る気がして】 日暮里の繊維街。 大量の布を手にして店を出ると雨は上がっていた。 駅ビルにある古い喫茶店に腰を下ろした時、僕は過去に居る気がして嬉しかった。 4/15【7、10、11】 久々にコルセットを腰に巻く。 数年間のお蔵入りから急に役割を与えられた君と再会。 7時の

窓越しの世界 2021.4.6~12

4/6【寂しくて優しい】 この街で育ったらもっと優しくなれた。そんな気がするのは何故? 冷たい春風と海のせい? 「解く前提で結ぶ」って、寂しくて優しい。 4/7【釘】 釘を一つ抜くたびに息を吹き返す木材たち。 僕にもたくさん釘が刺さっている。 手間を惜しまず、丁寧にみていこうか。 4/8【そのひとかけら】 世界は、在るもので出来ている。 消えることはなく、変わっていくだけ。 トラックいっぱいの廃材を見て思う罪悪感も、そのひとかけら。 4/9【心の尺度】 朝の

窓越しの世界 2021.3.25~4.3

3/25【脳も肉体】 体を休ませる為に一日中事務仕事。 とはいえ、頭は使う。 脳も肉体。別の疲れ。 3/26【深い眠り】 深い眠りにつくときの快楽は、これから死ぬのだと言われてもきっと怖くない。 そのまま消えてしまう。 それだけ。 3/27【いいね】 いいねと思う。 いいねと言い合える。 そんな時間を過ごせた。 3/28【月明かりが眩しすぎる】 太陽みたいに輝いた月が西の空に浮かんでいた。 明日は晴れるという。 月明かりが眩しすぎる。眠れないほどに。