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UTAGE 最新アップデート情報 2024/05/29～2024/06/27

UTAGE大学

はじめに

マーケティングツール「UTAGE」は、効果的なマーケティング戦略をサポートするために開発された総合的なプラットフォームである。

今回は、2024年5月29日から2024年6月27日にかけて実施されたUTAGEの最新アップデートについて解説する。

本記事は、マーケティング初心者から中級者に向けて、最新機能とその利便性について詳述するものである。


ファネル機能のアップデート

ファネル機能の基本機能

UTAGEのファネル機能は、マーケティングやセールスのプロセスを一元管理し、集客から販売までを効率的に行うためのツールである。

ファネル（Sales Funnel）は、顧客が製品やサービスを認識し、最終的に購入に至るまでの段階を視覚化し、管理するために使用される。

主な機能

  1. テンプレートの利用：

    • 多数のテンプレートが用意されており、クリックするだけでプロフェッショナルなファネルを作成できる。

    • テンプレートには、ランディングページ、セールスページ、オーダーバンプ、アップセルページなどが含まれる。

  2. ドラッグ＆ドロップ編集：

    • 直感的なドラッグ＆ドロップのインターフェースを使用して、要素を簡単に追加・編集できる。

    • テキスト、画像、動画、フォーム、ボタンなど、様々な要素を配置可能である。

  3. カスタマイズ：

    • フォントやカラー、背景画像などを自由に変更でき、自分のブランドに合ったデザインにカスタマイズできる。

    • レスポンシブデザイン対応で、PC、タブレット、スマホなど様々なデバイスで最適に表示される。

  4. A/Bテスト：

    • 複数のバージョンを作成し、どのデザインやコンテンツが最も効果的かをテストできる。

  5. データ分析：

    • 各ステップのコンバージョン率や訪問者数をリアルタイムで確認できる。

    • 日別、週別、月別のデータ分析が可能で、効果的なマーケティング戦略を立てるのに役立つ。

Googleスプレッドシート連携

UTAGEシステムのファネル機能に、Googleスプレッドシートとの連携機能が新たに追加された。

この機能により、外部サービスを介さずに商品販売データやオプトイン登録データを直接Googleスプレッドシートに連携できる。

設定手順は以下の通りである：

  1. Googleスプレッドシートの準備：連携先のGoogleスプレッドシートを作成し、1行目に見出しを設定する。

  2. ファネルアクションの新規作成：UTAGEの管理画面でアクションを追加し、「Googleスプレッドシートへ追記」を選択する。

  3. Googleアカウント連携：Googleアカウントを連携し、スプレッドシートのURLを入力する。

  4. 値への置き換え：必要な列に対して置き換え文字を設定し、アクションを実行する。

この機能により、データの管理がより簡単かつ効率的になる。

例えば、マーケティングキャンペーンのデータ収集や顧客リストの自動更新がスムーズに行える。

その他のアップデート内容

  • ファネルデータ（日別）のビュー追加：日別のデータ分析が可能になり、日々のパフォーマンスを細かく追跡できるようになった。

  • 動画のチャプター機能：動画内の特定セクションへのアクセスが簡単になり、視聴者にとって便利である。

  • ループ再生オプション：動画要素にループ再生のオプションが追加され、繰り返し視聴が可能となった。

  • 自動ウェビナーのサムネイル表示：ウェビナー開催前にサムネイルを表示できるオプションが追加され、視覚的に訴求力が高まった。

  • 要素管理名称の追加：要素に管理名称を付ける機能が追加され、管理が容易になった。

  • 要素選択の表示制御：PCのみ、スマホのみの表示を選択できるようになり、ユーザー体験が向上した。

メール・LINE配信機能のアップデート

メール・LINE配信機能の基本機能

UTAGEのメール・LINE配信機能は、顧客とのコミュニケーションを自動化し、効果的なマーケティング活動をサポートするツールである。

主な機能

  1. 一斉送信：

    • 大量のメールやLINEメッセージを一度に送信できる。

    • ターゲットリストに基づいて、特定のグループに向けてメッセージをカスタマイズして送信できる。

  2. ステップ配信：

    • 新規登録者や購入者に対して、予め設定したシナリオに基づいて段階的にメッセージを送信できる。

    • 登録直後、1日後、1週間後など、タイミングを指定して自動送信できる。

  3. リマインダ配信：

    • イベントやウェビナーの前にリマインダーメッセージを送信し、出席率を向上させる。

  4. パーソナライズ：

    • メッセージ内に顧客の名前やその他の情報を挿入し、個別化されたコミュニケーションを実現する。

    • 顧客の行動履歴に基づいたパーソナライズドメッセージを送信できる。

  5. 分析とレポート：

    • メールやLINEメッセージの開封率、クリック率、コンバージョン率などを分析する。

    • 効果的なメッセージング戦略を立てるためのインサイトを提供する。

Googleスプレッドシート連携

メール・LINE配信機能にもGoogleスプレッドシートとの連携機能が追加された。

この機能により、シナリオ登録時や特定アクション実行時に、データを直接Googleスプレッドシートに連携できる。

設定手順は以下の通りである：

  1. Googleスプレッドシートの準備：連携先のスプレッドシートを作成し、見出しを設定する。

  2. アクションの新規作成：メール・LINE配信アカウントからアクションを追加し、「Googleスプレッドシートへ追記」を選択する。

  3. Googleアカウント連携：Googleアカウントを連携し、スプレッドシートのURLを入力する。

  4. 値への置き換え：必要な列に対して置き換え文字を設定し、アクションを適宜割り当てる。

この連携により、メールやLINEでの顧客コミュニケーションが一層強化される。

特に、顧客リストの自動更新やターゲティングが容易になり、効果的なマーケティング戦略の実施が可能である。

利用可能な置き換え文字

  • 共通項目：%name%、%mail%、%sei%、%mei%、%kana%、%phone%、%zipcode%、%pref%、%city%、%address%、%building%、%referer%、%funnel_tracking_name%、%funnel_id%、%funnel_step_id%、%funnel_page_id%、%now%

  • 決済連携項目：%purchase_id%、%subscription_id%、%payment_id%、%product_id%、%product_detail_id%、%product_name%、%product_detail_name%、%payment_method%、%payment_type%、%division%、%amount%

会員サイト機能のアップデート

会員サイト機能の基本機能

UTAGEの会員サイト機能は、オンラインサロンや教育プログラムの受講生向けに特化したサイトを作成・管理できる強力なツ

ールである。

主な機能

  1. コース・レッスンの作成：

    • 各コースやレッスンごとに動画、テキスト、ダウンロード可能な資料を追加できる。

    • 特定の日付や購入後の一定期間でアクセス権を制限することができる。

    • 受講生がどのレッスンまで進んでいるかを追跡し、進捗状況を確認できる。

  2. メンバー管理：

    • 自動化された登録プロセスにより、購入後に自動的に会員登録が行われ、ログイン情報が送信される。

    • 異なるメンバーシップレベルを設定し、それぞれに異なるアクセス権を付与できる。

    • 月額や年額のサブスクリプションモデルを設定でき、定期的な収益を確保できる。

  3. 決済連携：

    • StripeやUnivaPayなどの複数の決済代行会社と連携しており、クレジットカード決済や分割払いが可能である。

    • サブスクリプション型の会員サイトでは、定期的な自動請求が行われ、管理の手間を軽減する。

  4. カスタマイズ可能なデザイン：

    • 豊富なテンプレートを利用して、簡単に魅力的な会員サイトを構築できる。

    • ドラッグ＆ドロップ編集機能を使って、直感的な操作でサイトのデザインをカスタマイズし、ブランドに合わせたページを作成できる。

  5. コミュニティ機能：

    • 会員同士が交流できるフォーラムを設置し、コミュニティを活性化させる。

    • 各レッスンにコメントを追加でき、受講生同士や講師とのコミュニケーションを促進する。

  6. 分析とレポート：

    • どのコンテンツが人気か、どのページに多くの訪問があるかなどのデータを分析できる。

    • 各メンバーの学習進捗状況をレポートとして確認でき、フォローアップに役立てる。

新機能

  • コース、レッスンのアクセスシナリオ基準日解放：特定の日付を基準にしてコースやレッスンのアクセスを制限できる。

  • コメント欄の初期値設定：レッスンのコメント欄に初期値を設定できるようになった。

  • メモ要素の追加：コンテンツエディターにメモ要素が追加され、重要なメモを簡単に残せる。

  • コメント表示オプション：投稿されたコメントの表示オプションが追加され、表示設定が柔軟になった。

  • カウントダウンタイマー要素：カウントダウンタイマー要素が追加され、イベントの開始までの時間を視覚的に表示できる。

イベント・予約機能のアップデート

イベント・予約機能の基本機能

UTAGEのイベント・予約機能は、セミナー、ウェビナー、コンサルティングセッションなどのイベントを簡単に管理し、参加者の予約を受け付けるためのツールである。

主な機能

  1. イベント作成：

    • 簡単にイベントを作成し、詳細情報（日時、場所、参加費など）を設定できる。

    • 複数のイベントを管理しやすく、カレンダー形式で表示できる。

  2. 予約システム：

    • 参加者がオンラインで予約できるフォームを作成できる。

    • 予約の自動確認メールやリマインダーメールを送信できる。

  3. 参加者管理：

    • 参加者の情報を一元管理し、リストをエクスポート可能である。

    • 参加者のステータス（参加予定、キャンセル、リスケジュール）を管理できる。

  4. リマインダ機能：

    • イベントの直前にリマインダーメッセージを自動送信し、出席率を向上させる。

    • 参加者に重要な更新情報をリアルタイムで通知できる。

  5. 分析とレポート：

    • イベントの参加率やキャンセル率、収益などを分析できる。

    • 過去のイベントデータを基に、次回のイベントの改善点を特定できる。

新機能

  • 担当者の自動割り当て機能：イベントの担当者を自動で割り当てる機能が追加され、業務の効率化が図られる。

  • 個別相談の枠数設定：イベントの個別相談枠数を設定できる機能が追加され、より細やかな管理が可能となった。

以上が、2024年5月29日から2024年6月27日にかけてのUTAGEシステムの最新アップデート情報である。

これらの新機能と改善を活用し、業務効率を向上させることができる。

特に、顧客リストの管理とマーケティング活動の最適化において、UTAGEが提供する多機能なツールは大きな助けとなるだろう。

さいごに

UTAGEは、マーケティング活動を効果的に管理し、自動化するための強力なツールセットを提供する。

最新アップデートにより、さらに多くの機能と利便性が追加された。

ファネル機能、メール・LINE配信機能、会員サイト機能、イベント・予約機能を活用することで、ビジネスの成長を促進し、顧客との関係を深めることができる。

特に、Googleスプレッドシートとの連携や新たなデータ分析機能は、マーケティング戦略の精度を高めるための強力なツールとなるであろう。

ぜひ、UTAGEを活用して、効率的で効果的なマーケティング戦略を構築してほしい。

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