見出し画像

兎がほざく1054

ユリシーズの話の続きです。

著者が下敷きにした神話のユリシーズと異なり、主人公は生活の糧のために彷徨します。

主人公は自分の外の事物に愛着し、妻は自分の過去の美貌に愛着します。

主人公は愛着する妻の肉体の隣に帰還します。
凱旋でないのが現代人らしいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?