起業家の必読本!ビジネスを加速させるおすすめ本15選【能力開発編④】
今回は起業家におすすめの本を紹介します。
成長するには人と会う・旅をする・読書と言われるぐらい起業家にも本は必須です。
僕も昔から本を読んでいて、たった数千円で過去の偉大な経営者の話やノウハウを追体験できるので学びになりますよね。
資本主義社会が始まってからビジネスの本質的は変わっていないとしたら、あなたの通る道は過去に誰かしら経験してます。
今はSNSやYouTubeで質の良い情報は取れますが、過去の情報は取れません。
なので、守破離は本から始めましょう。
思い返すと僕も起業しようとしたきっかけが本ですし、本には先人の英知が凝縮されてます。
これまで読んできた中でおすすめの本を能力開発・人材・戦略・実行・資金のカテゴリーごとに紹介するので参考にしてください。
✅前提
本にもレイヤーがあると考えていて、今回紹介する本は年商1億円未満の起業家向けになります。
趣味で読むなら何でもいいですが、事業のために読む本は明確に絞るべきです。
例えば事業立ち上げフェーズなのに、上場企業の組織マネイジメントの本なんて役に立たないわけです。
今回紹介する本以外にもおすすめはありますが、まずは成長できる!という本をピックアップします。
✅どんな本がおすすめか?
「会社を大きくしたいです!」と想いがあっても年商1億円さえ超えない起業家は何かがズレてます。
※ビジネスモデルは置いておいて。
それは戦略とかビジネススキル以前に、起業家としてのマインドが醸成されてないと感じてます。
「なぜ起業したのか?」が深堀りできておらず、表現するとしたら人間として浅いんです。
例えば起業の目的で、本当は自分のお金儲けや、とりあえず成功したいだけのパターン。
この場合、事業は何でも良くなります。
そうなるとコロコロ事業は変わって粘り強さがなくなるし、自分が良ければいいので社員もついてこなくなります。
特にややこしいのは、お金儲けを口に出さず(まあ普通出さないよね)、「社会を良くするために事業してます!」と言っちゃうパターン。
実は口じゃなくて行動に本音が出ちゃうので、この浅はかな思いは優秀な人材ほど全部バレてるんですよね。
こんな起業は何人も見てきました。
人として浅いと優秀な人材は採用できないし、顧客にも売れません。
なので、事業を拡大したければ、下記の図のようにビジネススキルを身につける前に起業家としてのマインドセットが大事になります。
そのため、起業初期にはビジネス書よりも小説や能力開発系の本がおすすめです。
利己的な思いが悪いとは言いませんが、先人の方々が命をかけて本当に社会を良くしようした想いを感じてください。
マインドセットさえできれば、事業は何をしても成功できます。
内省のやり方は下記の記事を参考になれば。
✅経営全体
ではここからおすすめの本を紹介します。
まずは経営全体をつかめる本です。
スケーリング・アップ
著者:ヴァーン・ハーニッシュ
僕がよく言っている人材・戦略・実行・資金のベースになっている本です。
スケーリングアップは主に成長を目指す中小企業やスタートアップ企業向けの経営フレームワークを指し、米国の経営コンサルタント、ヴァーン・ハーニッシュ(Verne Harnish)が提唱しました。
特に成長企業が直面する課題を解決するために設計されており、ビジネスを拡大させるための具体的な手法や原則が書かれています。
この本が良いのは人材・戦略・実行・キャッシュにノウハウを分けることです。
起業すると山のようにやることと、考えることがでてきます。
それを漠然と考えるよりも、この悩みは戦略か人材かなど分けて考えれるようになると混乱せず頭の中がスッキリするんですよね。
この1冊で事業全体像はつかめるかと。
✅能力開発
能力開発は成功するために必須です。
今の悩みは事業単体なのか?それともあなた自身のマインドセットから来ている問題なのかを見極められるようになってください。
これができると的確な解決策になりますよ。
起業家のマインドを高めるためにの本を紹介します。
HARD THINGS
著者:ベン・ホロウィッツ
まずは誰もが知ってるハードシングス。
ベン・ホロウィッツはアメリカの超有名VCのa16zの創業者で、元々自身の会社をHPに売却した起業家でもあります。
この本は起業家や経営者が直面する困難な決断や課題にどう立ち向かうかを学べます。
自身の経験をもとに、成功だけでなく失敗や逆境にどう対処するかがまとめられているので、その場にいるように生々しく感じられますね。
修羅場を経験すると起業家として強くなるので、早めに損害賠償や組織崩壊系のトラブルは経験しましょう。
で、辛くなったらこの本を読んでください。上には上がいることが分かります。
僕も経験してきたハードシングスを下記の記事でまとめているので参考になれば。
すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。
著者:石原明
故:経営コンサルタント石原さんの本です。
※絶版?なのか本がべらぼうに高いですね。。
必要なら僕の本を貸せるのでご連絡ください。
事業をしていて、自分が想像できるレベルの仕事をしても会社が大きくならないかも?と危機感を持ってませんか?
だったらこの本はベストマッチします。
僕が相談を受ける際にいつも感じてるのが、悩みが点になっていて全体が見れてないケースです。まさに木を見て森を見ず状態。
そんな時は鳥の目のように引いて考えてみましょう。
じゃあどうやって目線を上げるのかと言うと「人称」を使います。
ビジネスにおいて一人称(自分)や二人称(相手)だけでなく、三人称(第三者の視点)を取り入れることで、成功の可能性を飛躍的に高められるんですよね。
簡単に三人称の視点とは?をまとめます。
一人称視点: 自分を中心とした視点。「自分が何をしたいか」「自分にとってどうか」を考える。
二人称視点: 他者とのやり取りを基にした視点。「相手がどう思うか」「相手にどう伝わるか」を考える。
三人称視点: 自分と他者を客観的に観察する視点。利害関係を超えて「第三者から見たらどう見えるか」を考える。
三人称視点を持つことで、状況を俯瞰的に捉え、より効果的な意思決定が可能になります。
そもそもテクニック的な方法を学ぶよりも、まずはこのメタ認知能力を高める方が事業成長に繋がります。
本では三人称までが最低限で、さらにその上、四人称・五人称….と続いていくので学びになりますよ。
ザ・メンタルモデル
著者:由佐美加子
次はマインドセットです。
「社員がすぐに辞める」
「クライアントから嫌われる」
「プライベートでも人間関係がうまく行かない」
このように悩みがある人はこの本がおすすめです。
上記のような経験がある人は本当の自分に気付いてないです。
この本は思考や行動の基盤となる「メンタルモデル(心の枠組み)」に焦点を当て、自分自身を理解し、より良い人生を築くための方法を探る一冊です。
本書では無意識の思考パターンを見直し、変革するための実践的なアプローチを提示しています。
下記の中いずれは濃淡はありつつも誰もが持ってます。
自己否定型モデル
「私は他人より劣っている」「もっと努力しなければならない」
→ 自己肯定感の低下や過剰な努力を引き起こす。
恐怖主導型モデル
「失敗すると愛されない」「変化は危険」
→ 安全志向で新しい挑戦を避ける傾向。
完璧主義型モデル
「完璧でなければ価値がない」「弱みを見せてはいけない」
→ 過度なストレスや人間関係の孤立につながる。
要は「自分の精神的な痛みが行動に出ているので、しっかり認識して対応しよう」というのが僕の解釈です。
彼を知り己を知れば百戦殆からずの本当の意味を学べるのがこの本です。
是非、読んでみてください。
成功者の告白
著者:神田 昌典
初めて起業するならこの本をおすすめです。
ビジネスで成功を目指す人々に向けて、「成功の裏に潜む課題」や「人生における真の成功とは何か」を語る一冊です。
本書は、小説形式で進み、主人公が体験する様々な出来事を通じて、成功と幸福の関係やバランスの大切さが書かれてます。
会社員が脱サラをしてビジネスを立ち上げる中での成功やトラブルが学べます。
大小はあれどほとんどの起業家がこれを経験してます。
ストーリーで読めるのでサクっと全体理解して地雷は踏まないようにしましょう。
✅人材
人材の本の活用方法は、採用方法のようなノウハウよりも、組織や文化など正解がないところを自分なりに考えて深堀りできるところに真価を発揮します。
社員の立場になって「そもそもなぜ人は働くのか?」が本当に理解すると良い組織が作れます。
ティール組織
著者:フレデリック・ラルー
従来のピラミッド型の組織をぶち壊す本です。
これから人材を採用するなら組織構築には様々な方法があるのは知っておいてください。
これまでの組織形態の進化を歴史的な文脈で整理し、新しい組織モデル「ティール(Teal)」を提示しています。
このモデルは、自己組織化、全体性、進化的目的という3つの特徴を持ち、従来のピラミッド型組織の枠を超える可能性を示唆します。
正直、ティール組織を導入して成功している会社はかなり少ないです。
僕も取り入れようとしましたが、完全に振り切れずバランスを取ったと言えば聞こえがいいですが、中途半端な組織になった経験もあります。
特に起業当初はあなたのリーダーシップでゴリゴリ引っ張るほうが成果がでます。
ただ、それだけだと組織の成長が止まる場合があるんですよね。
そうなったらティール組織の概念を思い出してください。
ヒントは必ずあります。
Who You Are
著者:ベン・ホロウィッツ
ベン・ホロウィッツのハードシングスに続く第2弾です。
組織文化は後で変えるのが難しいので、社員がいないうちに理解しておくべき内容です。
「組織の文化は、何を言うかではなく、何をするかによって決まる」という哲学を基に、実践的な視点から成功する文化の構築方法を解説しています。
しかも歴史のリーダーから学べるのが最高ですね。
武士道もあるので面白いです。
他にも歴史のリーダーの本はかなりあるので、興味があれば探してみるのもおすすめです。
本書のリーダーをまとめてみます。
■歴史的リーダーたちからの教訓
・サムライ(武士の教え)
サムライの「武士道」は、規律、名誉、忠誠心を中心に文化を形成していました。
リーダーは、自身の行動を通じて組織の価値観を示し、信頼を築くべきである。これを愚直に生きたのが武士です。
日本の誇りですね。
・トゥーサント・ルーヴェルチュール
奴隷反乱を指導してハイチを解放したリーダー。
極限状態でも厳格な規律と柔軟性を維持し、目標を達成。
文化の力で、分裂しがちな集団を一つにまとめました。
・モンゴル帝国のチンギス・ハン
厳しい規律を維持しながらも、多様な文化を受け入れることで大帝国を築いた。
包括性と公正さを文化の核に据えて国が成長しました。
巨大な帝国を気付いた文化は参考になりますよ。
ミッション・ビジョン・バリューの作り方は下記をどうぞ
✅戦略
戦略は王道のフレームワークを学んでもいいですが、ピンポイントよりも経営全体を包み込めるような戦略を学べる本がおすすめです。
ストーリーとしての競争戦略
著者:楠木 建
戦略を考えるならこの本は必読です。
点と点になりがちな打ち手を線にしてストーリーとして語り、起承転結の結から考える思考も役に立ちます。
特に学べるのはビジネス戦略を単なるデータや理論に基づく計画ではなく、共感を呼び、組織全体に影響を与える物語として構築する考え方です。
このアプローチは、企業の競争優位性を「物語化」することで、従業員や顧客、投資家など、さまざまなステークホルダーの理解と共感を得ることにフォーカスします。
簡単に競争戦略を物語として描くメリットとその活用方法をまとめますね。
1. 競争戦略の意味を伝える力
戦略をストーリーとして伝えると、従業員は「なぜその戦略を選んだのか」「どのように実現するのか」を具体的に理解しやすくなります。
ビジョンや目的をストーリーに含めることで、企業が目指す未来像や価値観が明確になり、社員のモチベーションが高まります。
2. 競争優位の根拠を示す
企業の競争優位性(たとえば、独自の技術、強力なブランド、または市場での差別化)を物語として提示すると、企業が競争市場でどう戦うかが明確になります。
たとえば、「私たちの製品は最高の技術で作られ、ユーザーに安心感を提供する」といった物語は、ブランドに対する信頼感を高めます。
3. 中長期の視点での一貫性を維持
物語には始まり・中盤・結末があり、それが進化し続けることで企業の成長が表現されます。
戦略をストーリーで描くことで、短期的な成果だけでなく、中長期的な目標や変革の一貫性が示され、チームが変化の過程に対しても順応しやすくなります。ここ大事。
4. 利害関係者への影響力
戦略を単なる論理的なアプローチではなく物語で説明することで、顧客や投資家といった外部の利害関係者も企業の価値観に共感しやすくなります。
投資家には企業の成長の可能性を、顧客にはブランドへの信頼を構築することができます。
5. 共感と情熱の源泉を作る
戦略がストーリーとして浸透すれば、従業員はその物語の一部として、自分自身が「主人公」の一人であると感じやすくなります。
これによって、社員はより情熱的に仕事に取り組むようになり、企業の価値観に基づいた行動が促進されます。
是非、「競争」という文脈から戦略の幅を広げてください。
僕の事業を立ち上げる際に使ってる戦略フレームワークはこちらです。
ビジョナリー・カンパニーZERO
著者:ジム・コリンズ
ビジョナリー・カンパニーは言わずと知れた名著です。
その中でもゼロはリーダーシップと起業家精神をテーマでMVVの価値と策定方法が学べます。
本書は、組織が優れたリーダーシップと文化を通じて長期的な成功を収めるための方法を解説しています。
著者のコリンズがこれまでに書いた『ビジョナリー・カンパニー』シリーズの基盤を強化し、現代におけるリーダーシップの新しい視点を加えた内容です。
統計に基づいた話なのでとても学びなりますよ。
ビジョナリー・カンパニーシリーズを追加で読むなら2もおすすめです。
✅実行
どんなに素晴らしい戦略を立てて優秀な社員を採用しても実行しないと成果はでません。
実行編ではすぐに行動できるような本を紹介します。
THE MODEL
著者:福田 康隆
SssSの事業ならこの本は外せません。
というかSaa以外でも営業の分業は学びになります。
「THE MODEL」は、B2Bビジネスにおけるマーケティングとセールスの活動を7つのプロセスに分けたフレームワークです。
本書は企業のマーケティングとセールス活動を効率的かつ効果的に行うための統一フレームワークを解説したビジネス書です。
マーケティングとセールスを一体化し、売上拡大を目指す「リード管理型」のプロセスを体系化しています。
特にB2B企業に適したモデルであり、国内外の実例を交えながら、どのように実践するかを具体的に書かれてます。
法人営業の方法は下記の記事でもまとめてます。
起業の科学
著者:田所 雅之
起業の科学はスタートアップを成功に導くための科学的かつ実践的なアプローチを解説した書籍です。
この本を読めばPMFまでのアイディア出しから実行、PDCAすべてができますね。
本書では、起業のプロセスを体系化し、特に日本の起業家に役立つ手法やフレームワークを紹介しています。
主に、製品・市場のフィット(PMF: Product Market Fit)の達成を目指し、スタートアップが直面する課題を乗り越えるための具体的な方法論が書かれているのでおすすめです。
✅資金
資金編ではエクイティやデットの理解はもちろんですが、起業家の個人資産を増やす本を紹介します。
エンジェル投資家
著者:ジェイソン・カラカニス
エンジェル投資家向けの本ですが、エクイティ調達を考えている起業家にもとても参考になります。
投資家目線で、どのようにスタートアップを探してコミュニケーションを取ってるか裏側が学べますよ。
著者のジェイソン・カラカニスは、Uberなどの成功企業に初期段階で投資した著名なエンジェル投資家であり、自身の経験に基づいて、投資家として成功するための戦略や心構えを詳細に解説しています。
本書のテーマ
エンジェル投資の魅力とリスク
初期段階のスタートアップに投資することで、大きなリターンを得る可能性がある一方で、リスクも高い。エンジェル投資の戦略と実践方法
優れたスタートアップを見つけ、適切な投資を行うための具体的なステップを紹介。投資家としての心構え
スタートアップ支援の価値観やビジョンを共有し、起業家との信頼関係を築くことが重要。
マネーと常識
著者:ジョン・C・ボーグル
起業家個人の資産形成でおすすめな本です。
新NISAで投資が流行ってますが、インデックス投資を学ぶならこの本は外せません。
個人投資家が成功するためのシンプルで効果的な投資戦略を解説した書籍です。
著者のボーグルは、インデックス投資の創始者であり、バンガード・グループの創設者として広く知られています。
本書は、投資で長期的に成功を収めるための「常識的なアプローチ」を説き、特にコスト効率と分散投資の重要性を強調しています。
本書のテーマ
シンプルな投資が最も効果的
複雑な戦略や頻繁な取引よりも、低コストで分散されたインデックスファンドへの長期投資が成功への鍵である。市場平均を超えることの難しさ
多くのアクティブ投資家やファンドマネージャーが市場平均を上回ることができない現実を解説。投資の成功には忍耐が必要
短期的な市場の騒動に惑わされず、長期的な視点で資産を増やすことが重要。
僕の投資方法は下記の記事をどうぞ
✅小説
小説はビジネスに直結せずとも能力開発には持って来いです。
起業家にとって、特に歴史小説は時代背景や人間関係、リーダーシップの本質を学べる貴重な本です。
成功や失敗からの学び、意思決定、リスク管理といったテーマも多く含まれており、現代のビジネスに通じる洞察が得られます。
人と人との絆を学べるので、好きな小説を見つけられるといいですね。
僕は歴史ものが好きなので紹介します。
水滸伝
著者:北方謙三
水滸伝・楊令伝・岳飛伝の大水滸伝シリーズ。
水滸伝(すいこでん)は、中国の古典小説で、四大奇書(中国文学の四大名作)の一つに数えられます。
北宋の時代を背景に、官に反旗を翻して山賊となった108人の英雄たちが梁山泊(りょうざんぱく)に集結し、官府に抗いながらも仲間と共に正義のために戦う姿を描いています。
そして水滸伝シリーズの続編としては、チンギス・カンのチンギス紀や、新たに連載をしているクビライ・ハンの森羅記(しんらき)に続きます。
かなり長編ですが、志とは何か?志に集まる人達はどのような人間か?
ドロドロな人間関係含めて多くのことを学べますよ。
燃えよ剣
著者:司馬 遼太郎
司馬遼太郎によって書かれた歴史小説で、幕末の新選組副長・土方歳三を主人公に、その生涯と新選組の活動を描いています。
新選組は幕末の京都で、幕府の治安維持のために組織され、攘夷志士たちに立ち向かった実在の武士集団です。
作品は土方歳三の視点から、幕末の混乱と激動の時代、武士たちの葛藤、仲間との友情や忠義を詳細に描き、壮絶で苛烈な生き様を通じて幕末の熱い情熱や激しい戦いを感じられます。
僕は会津出身なので会津藩の話もあり感慨深いですね。
✅おすすめの本の読み方
僕の本の読み方もシェアします。
起業家として本を効果的に読むためには、以下のアプローチがおすすめです。
あなたの目標や状況に合わせて工夫しながら取り入れてみてください。
結果よりも過程が大事
紹介してきた本だけでも、かなりのノウハウが学べます。
それをそのまま実行してもいいんですが、それよりもなぜその結果になるのか?という過程を知ることが成長に繋がります。
その過程の考えが応用に繋がり自分の事業にも使えます。
いつ出版された本なのか?
僕は本を読む前に一番後ろを見て、いつこの本が出されたのか?を気にします。
なぜならばノウハウ本は古いと現在では役に立たない場合はあるからです。
なので旬なビジネス本は3年、ノウハウ系は20年以内の本に絞って読んでます。
実行を第一に考える
読書が知識だけで終わらないよう行動しましょう。
例えば、本の内容を実験的にそのまま試してもいいですし、チームと共有してアイデアを実現するのもおすすめです。
起業家にとって本は「インプット」の一部に過ぎません。
読んだ後にどれだけ行動に移せるかが成功のカギになります。
「学ぶ→試す→改善する」を繰り返しながら、知識をビジネスの力に変えていきましょう!
合わない本はすぐに閉じる
これは完全な趣味嗜好ですが、人気の本でも著者の書き方で合わない本もあります。
よく出会うのが「いやいや、この内容を数ページを使って回りくどく書くなよ。これなら一言で言えるじゃん」系の本。
◯◯教授や◯◯学者の本はこのような傾向が強いですね。
例えばサピエンス全史も良い本なのですが、あんな回りくどく書く必要ある?小学生でも読めるようにしてくれよ。と思います。。
このような本は僕は気持ちが悪くなり先が読めなくなるので、ご縁がなかったと思いすぐに閉じます。。。
時間は有限です。すべての本は読めません。
✅お得な本の読み方
本はやみくもに買っても全部読めないし場所も取るので、僕は本当に自分に合う本しか買いません。
なので実際に手元にあるのは数十冊程度です。
こんな感じでお得に読んでます。
図書館をフル活用
行政の図書館は無料で使えるので、買う前に読んでみることをおすすめします。
読んで見て良ければ買えばいいのでコスパも良いです。
kindle unlimitedも活用
僕はKindleも併用してます。
月額で980円で読み放題のkindle unlimitedもおすすめです。
同じように読んで見て合う本を買ってます。
古い本は早めに買う!
ちょうど紹介した「すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。」は著者の石原さんが亡くなったからなのか金額が上がってます。。
絶版かどうかはわからないですが、そもそもKindleでも読めないので、古い本は早めの購入がおすすめです。
✅最後に
色々紹介してきましたが、繰り返し読む本に出えたら幸いです。
本から教養も学べるので、具体よりも汎用性があり経営にも活かせます。
時代を超える名著を探せ!
是非、あなたに合う名著を見つけてください。
最新のベストセラーもいいですが、流行りを見なくても古い本でも名著はゴロゴロあります。
おすすめは単なるノウハウ本ではなく法則になっている本です。
紹介したビジョナリー・カンパニーのような本は、これまでのデータの蓄積をまとめているので、まさに成功の法則で資本主義社会なら何年先でも学べる本です。
僕もこれからも本の旅をしていきます。
他にもおすすめの本があるので興味がある方は下記からご連絡ください!