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芸術家の価値とは。

世界で最も有名な画家「フィンセント・ファン・ゴッホ」は、生前最も貧しい芸術家ともいわれている。

彼の作品の大半は、皮肉なことに彼の死後に評価されたものが多い。

しかし、現在彼の絵を購入しようとすると(そもそも非売品である可能性が高いが)、少なくとも数億円はかかるといわれている。

最近、美術館をめぐることが趣味となっている。その趣味が高じて、Instragramにアカウントを作成した(興味がある方はフォローをお願いします)。

美術館をめぐる中で感じるのは、特に現代美術の二極化が進んでる、ということだ。

「芸術」として思想の表現に特化して表現するもの、自己的なもの。

一方、大衆の琴線に触れるような、寄り添う芸術、利他的なもの。

どちらも大事で、優劣はない。ゴッホの場合は、生前、前者だったものが、死後、後者になったともいえる。

ただ、親しみやすいのは間違いなく後者だろう。
最近、美術館へ行く人が増えているようだが、これも現代美術の多様化にも一因があると考える。

美術の根幹は「表現」であり、SNSがその一助となっているのもあるだろう。


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