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【受験生必見】試験やテストでケアレスミスを防ぐテクニック!その①見直しをする時間を作る方法【試験対策】

あなたは試験やテストでケアレスミスしたことがありますか?

ケアレスミスなんてしたことない!と言える人は正直いないのでは無いでしょうか。

注意しなきゃと思っていても、何故かいつもミスしてしまう。
せっかく勉強して正しく回答する実力はあるのに、点数に結び付けることができなくて悔しい。

そんな悩みを抱えているあなたは、ぜひ本記事と続編の記事を最後まで読んでいってください!
きっと、自分が勉強した実力分はしっかり取りこぼしなく得点できるようになると思います。

はじめに

本記事は、受験生向けに、僕が東大を目指して大学受験の勉強をしていた頃の知見を元に書いています。しかしながら、大学受験以外では使えないということは決してありません。例は大学受験用が多くなるかもしれませんが、高校受験や中学受験にも、資格の試験、入社試験、昇進試験にも使える内容になっていると思います。

僕は試験でケアレスミスをすることが何度もありました。だいたい平均して1割くらいはミスがありました。100点満点のテストなら、そのうちの10点はケアレスミスがあったと思います。
しかし、センター試験(今で言う共通テスト)の本番や模擬試験において、数学や物理、化学はほぼ毎回満点でした。
ミスはしていましたが、試験時間の間に、自分でミスを発見して修正することができていたからです。

それでは、その極意を本記事を読んでくれているあなたにだけ、これから伝授します。

ケアレスミスを無くすための一番のポイントは見直しをすることです!



…えっ、そんなことはわかってる?
どうやって見直しをすればいいかがわからない、
そもそも見直しなんてする時間がない、

そんな声が聞こえてきそうですね。

そこで、本記事では見直しをする時間を作る方法について解説していきます。
見直しをするための具体的なテクニックについては、その②以降の後の記事で説明します。

見直しをする時間を作る方法

一番大切なのは、やはり問題を解くスピードを上げることです。とにかく集中力を高めて、なるべく速く問題を解けるように日頃から訓練しましょう。

集中力を高める等の勉強法については、別の記事にまとめているので、参考にしてみてください。

僕がオススメする速く解くポイントとしては、

ミスしないように丁寧に問題文を読んだり回答したりするよりも、スピード重視でまず全体を解く

ということです。
こうすることで、全ての問題を解いてみることが出来るので、「解ける問題なのに解くところまで至らなかった」ということが無くなります。
また、残り時間が短い中で、解けていない問題を解くべきか、見直しをするかを決めやすくなります。

見直しする時間が出来てから、どのように見直しを行うかについてはその②以降で説明します。

本記事では限りある時間で見直しを行う順番にフォーカスして解説していきます。

十分な見直し時間ができた場合

十分というのは、実際に問題を解いた時間よりも長い時間が余った場合です。つまり、試験時間の半分以下の時間で問題を解けた場合になります。

この場合は、見直しをする順番は特に気にする必要はありません。頭から確認しても良いですし、解いた順や、気になる問題からでも良いです。

全体を見直す時間が無い場合

一通りの問題を解き終えたけれど、全体を見直す程の時間が無い場合です。
仮に全体を見直す時間があったとしても、それは結果的にあっただけなので、優先順位をつけて見直しをする必要があります。

この場合の優先順位のポイントは以下の3通りです。

1. 間違いやすい問題から見直す
2. 答えに自信がない問題から見直す
3. すぐに確認できそうな問題から見直す

1は、普段の勉強から自分が苦手にしていたり、よくミスしたりする問題から見直す方法です。間違いやすい問題を事前に知っておくことで、最初に解いてさらに見直しも行うことで、間違う確率を減らすことができるでしょう。
2は、特に答えが変だなと感じるものから見直す方法です。答えの数値が異常に複雑であったり、回答欄からはみ出しそうな場合は、どこかで間違えている確率が高いです。計算ミスだったり問題の読み間違いの可能性があるので、見直すことで正答率を上げられます。
3は、確認しやすい問題から見直すことでなるべく多くの問題を見直す方法です。見直す数を増やすことで、ミスを発見しやすくなるでしょう。

1から3のいずれが良いかは、あなたの普段の勉強の成果から決めるのが良いと思います。万人にとってベストな方法は無いと思うので、問題集や模擬試験を通して、どのやり方が合っているかを考えてみてください。わからない間は全て試してみると良いでしょう。

試験時間内に問題が解き終わらない場合

残念ながら試験時間内に全ての問題を解き終わらない場合は、残っている問題を見て、どうするかを判断することになります。

残りの問題が解けそうなレベルである場合
見直しはしないで、残りの問題を解いた方が良い場合が多いです。ケアレスミスは必ず起こるわけではないので、あるかどうかわからないミスを探すために時間を使うのではなく、解ける問題を解いて得点を稼ぐようにするのが賢明でしょう。

残りの問題が難しくて解けないかもしれない場合
残りの問題は諦めて見直しに時間を割きましょう。もし、マークシートの問題や記号で答えるなど、何か答えを書けば当たる可能性があるなら、一応書くだけ書いておいて、残りは見直しに当ててください。見直しの方針は先の全体を見直す時間が無い場合で説明した1から3のいずれかです。

どうしても時間が足りないくらい問題が多い場合

試験時間内に問題を全て(解き終えないとしても)確認することができない場合は、まだ、ケアレスミスを気にする段階ではないかもしれません。
ケアレスミスの心配をするよりも、問題をしっかり解けるように勉強することが大切です。

しかし、試験の中には明らかに解ききれない分量の問題を出題される試験もあります。
そのような試験で見られているのは大抵の場合、あなたの取捨選択能力です。解ける問題を瞬時に見抜いてなるべく多くの問題を解くことが求められます。

このような試験の場合は、2つのアプローチがあるので、どちらか自分にあった方法を選択してください。

1. 試験時間残り○分になったら新規に問題を解くのはやめて見直しの時間に当てる
2. 見直しは問題を解くたびに最低限だけ行って試験時間いっぱいまで次の問題を解く

どちらのアプローチが適しているかは、模擬試験や普段の勉強で、自分がどのくらいミスをするのか、後半の問題をとの程度解けるのか、を実際に測定してみて、より得点の期待値が高くなる方を選びましょう。


以上が、見直しの時間を確保する方法です。
繰り返しになりますが、しっかり勉強や対策を行って、素早く解けるようにするのが何より大切です。
その上で、試験本番に見直しをする時には、ここで述べたような方法で、見直し時間を確保すると良いと思います。

次回その②以降からは、具体的なケアレスミスの見つけ方について解説していきますのでお楽しみに!


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