抽象化について
最近「メモの魔力」を読み感じたこと、また、自分の思っていること・考えを文字に起こすことが苦手なので、構成を考えながら文字に起こす習慣を身に付けたいと思い、記事を書きました。
自己紹介
軽い自己紹介になるのですが、
現在、26歳でWeb制作会社でアシスタントディレクターとして勤務しています。
今の会社に入社するまではWeb業界は全くの未経験でした。
なんなら、高校までバスケットに打ち込み、さらにはスポーツ大学に行くというWebとは無縁の人生を送ってきました。
そんな私が現在、Web業界に入り様々な業務に携わっています。
最近感じていること
知識も全くない状態でもう少しで1年が経とうとしています。
その中で、今自分が必要だと感じているのが、「具体化と抽象化」のスキルです。
クライアントやデザイナー、エンジニアさんなど様々なポジションの方とコミュニケーションを取る中で、
自分の考えていることや思いを正しく伝えないといけないのですが、私自身の考えを話す時に、「あれ、考えていることを上手く話せない」、「伝えたいことが相手に伝わっていないな、、」と思うことが多くあり、相手から「結局何が言いたいの?」と言われることが多くありました。
そんな中、「メモと魔力」を進められ、読んでみました。
結論、この本ではメモを取ることは「記録」よりも「知的財産(アイデア)」としてメモをとることの重要性が書かれていました。
その中で知的財産(アイデア)を生み出すメモの書き方として、抽象化が書かれていました。
本を読んで、私が現在解決するべきこと、自分が気づけていなかったことがたくさん書かれていました。
会議などで自分の話が下手だなと感じたのは構成を考えず話してしまうことでした。
まず初めに結論を述べ、そこからその理由や背景を話していく、という構成を考えず、具体的に1から10まで話し、結論がどこか、聞いている相手だけでなく、話している私も分からないということがありました。
それはつまり話すべき内容、結論を抽象化できていないためにこういったことが起こってしまうのだと気づきました。
また話す場面だけでなく、メールで自身の考えなどを伝える時も、結論を見出せていない、解決すべき課題がどこにあるのか、を理解できていないまま伝えたい内容を全て書いてしまい、相手に長文を送ってしまうことが多くありました。
この本を読んだからといってすぐに抽象化と具体化ができる訳ではないのですが、最近では話す内容を繰り返しチェックし、内容がまとまっているか、結論をしっかり見出せているかなど、抽象化することを業務の中でも意識しています。
抽象化できるレベルはまだまだですが、意識して、ディレクターに限らず人生を豊かにできる能力だと思うので、
数年後この記事を見た時にめちゃくちゃな文章だなと言えるように少しズルつレベルアップしていきたいなと思います。
次は「伝え方が9割」という本を読んで、感想を書いていきたいと思います。