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Love love for you...

いつの間にか、好きだった。

まぶたを閉じれば、浮かんでくる。

物心ついた時には、すでに。
気づけば、曲を聴いていて、
バラエティ番組を見ていて、
知らない間に、
メンバーのフルネームを覚えていた。

これが私と彼らの出会いだった。
親の影響だったのか、何歳の頃からなのか、
それすらも分からない。
運命的な出逢いと言ってしまえば、
カッコつけすぎだろうな。

いつの間にか、ファンだった。

私が生まれる前のこと。
存在すらなかった時のこと。
1999年9月15日
「嵐」というグループは生まれた。

21年間、どんな時も
この異常気象が止むことはなかった。

私にとって5人は、
スーパー戦隊よりも、
仮面ライダーよりも、
ウルトラマンよりもかっこよくて。
5人が歌って踊る姿を見るだけで、
何だかピンチに強くなれる気がして。
推しだとか担当だとか、
そんなものを通り越して、人生だった。



2020年12月31日
「嵐」というグループは活動を休止した。

そして今日
2022年9月15日
あれから23年が経った。
明けない夜がないように、
月日は今も流れている。

しかし、
5×5・5×10 ・・5×20・・・
積み重ねられてきた右の数字は
今、増えることはない。
捉え方は人それぞれだけど、
私の中では、時計の針は止まったままだ。

嵐は5人だ。
何があっても5人だ。
これだけは譲れない。
誰も邪魔できない。

2年弱。
公の場に5人は揃っていない。
色んな意見があって当然だと思うけれど、
どうしたって私は寂しい。

VS魂に二宮和也が来た。
SHOWチャンネルに相葉雅紀が来た。
ニノさんに櫻井翔が来た。
THE夜会に松本潤が来た。
4人で登壇した舞台挨拶に
大野智が手紙を書いてくれた。
どれもこれも、それは
「嵐」に似た「何か」でしか無かった。

木曜19時 VS嵐で5人が、
土曜22時 嵐にしやがれで5人が、
揃うことは無い。
THE MUSIC DAYに嵐が、
FNS歌謡祭に嵐が、
NHK紅白歌合戦に嵐が、
揃うことは無い。

やっぱり辛い。寂しい。
いつまでこんなこと言ってるんだろうか。
前を向けよ。振り向くなよ。
そこに明日は無いだろうよ。
明日は迎えに行かなくちゃ。






今日は記念日だ。
まずは大きな感謝の言葉を。
Big Love & Thank you!
15周年でハワイの地で叫んでくれたこの言葉。
その翌年、宮城の地からも届けてくれた言葉。

寂しくなったら、嵐を聴けばいい。
何年先も、変わらない。
だって、音楽は鳴り止まないから。決して。
まだまだ世界は終わらない。






いつの日にか、
右の数字が増える日を
私は待っている。

"いつかまたね交点の先で。"

Step and GoRap 櫻井翔

"いつか笑ってまた再会 そう絶対。"

Still…Rap 櫻井翔

2022.9.15