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Bon-Voyage

世界で一番大好きなアイドルが、
グループを卒業する。

バイトを終えてから帰宅するまでのバスの中で、
読もうと思っていたブログ。

まずい。どんどん涙が溢れてくる。
続きは、家に着いたら読むことにしよう。
なんて考えていたらこれを書き上げるまでに、
ここまで時間がかかってしまった。



"アイドルとして叶えられた夢も
叶えられなかった夢もあるけれど
それでも毎日幸せでした。"

"高校の卒業式や地元の成人式には出ることができなかったし
行きたかった大学のパンフレットももうどこかへ行ってしまったけれど
"間違いなく私の青春はこの場所にあった"と
胸を張って言うことができます"



たったこれだけでも、泣いてしまう。



サムネイル。
彼女が個人ブログで最初に載せてくれたもの。
すべてはここから始まったんだった。

紛れもなく一目惚れ。
ハートを射抜かれるってこういうことか。

握手会もミーグリも行ったことがない。
モバメも最初からとっていない。
雑誌やインタビューだって、
知らないことだらけ。
ライブに行ったことはあるけれど、
レスを貰ったのか、あれは私信か。

そんなこんなの約7年半。
あっという間だったな。
なんてことは全く思わない。
あまりにも濃厚で、忘れ難い日々。
たとえ彼女の瞳に私が映っていなくても、
何ひとつ後悔はありません。

あなたと出会わなければ、
私の人生はどうなっていたのだろう。


まぁ、つらつらとここに書き切れる訳もなく。




なぜ私は、彼女に惹かれたのだろう。
顔がタイプ?仕草が可愛かったから?
いやいや、それだけじゃないでしょ。
どう考えても。

前にも書いた気がするけれど、
私は彼女の紡ぐ言葉が好き。
複雑すぎず、単純すぎない、言葉たち。
そのまま声が聞こえてきそうなぐらいの、
しっかりとした体温を感じる言葉たち。

それをいとも簡単に綴ってしまうこと。
ブログを読めばすぐにわかってしまう。






アイドルになることが夢だったと、
何度も教えてくれたこと。

普通の女の子としての青春を擲って、
乃木坂46に人生を賭けてくれたこと。

自然災害が起きた時、
真っ先にメッセージを送ってくれること。

常にファン想いで、
皆さんのおかげでアイドルで居られると、
伝えてくれること。

あなたがアイドルで居てくれるから、
私はファンで居られるんだよ。




努力も、笑顔も、感謝も。
絶対に忘れない人だから、
私はあなたのことが好きなんだ。



モデル仕事も、お芝居も、バラエティの出演も、
何ひとつ手を抜かない人。
それでもやっぱり私は、歌って踊る
『アイドル 山下美月』に恋をしたから。


この先の未来はどうなるかわからないけれど、
残りの時間は、精一杯楽しむことを大切に。

最後の最後まで応援したい。

願わくば、彼女のアイドル最後の一日は、
新緑のように爽やかな気持ちで、
さようならとありがとうを伝えられたら。

これほど幸せなことは無い。





乃木坂46
35枚目のシングルの選抜発表がありました。
センターは山下美月。
泣いても笑っても彼女にとって最後のシングル。




未だに賛否両論。五月蝿い。
全ての人が納得する選抜なんて存在しません。
「選抜」って読んで字の如く、
選び抜かないといけないから。







私は私で、覚悟決めて、腹括って。


山下美月ちゃん これが最後のセンター。
改めて、おめでとう。
そして心から、ありがとう。

2024.2.19