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8月7日・今日は何の日?~有珠山で火山を学ぶ☆SDGs

皆さん、こんにちは!

8月7日、今日は何の日でしょう?

七夕は7月7日ですが、
旧暦をもとにして8月7日に七夕を祝う地域もあり、
織姫と彦星の夏の大三角形が空高くに見えます。

北海道の七夕も8月7日です。
ぜひ今夜は天の川が見られるか、夜空を眺めてみてください。


さて、実は今日は有珠山では、大きな節目の日でもあります。

1977年8月7日9時12分
有珠山山頂で大噴火がありました。

前日の前兆地震から32時間後の噴火でした。

山頂からの噴煙の高さは12,000mまであがり
この噴火による火山灰は
有珠山から100㎞以上も離れている札幌市まで降ったそうです。

噴火によって山頂駅にもたくさんの噴石が飛んできました。

噴火によって写真のように建物が崩壊し、
周りの草木までなくなってしまいました。

このような事態に備えて、山頂駅には避難壕が作られています。

収容人数は100人ほどのシェルターです。

しかしながら、実際に皆さんがこちらへ避難することはほとんどないと思います。

なぜなら有珠山は「嘘をつかない火山」と言われ

噴火をする前に必ず地震や地割れが起こり、
噴火のサインを私たちに教えてくれます。

2000年の噴火の時も事前に噴火の前兆を察知して
避難することが出来ました。

火山の動きを察知するために
色々な所に観測機器が設置されています。

有珠山の展望台にも観測機器が設置されています!


また有珠山では、火山噴火や防災・減災について学ぶことができます!


ジオパーク情報館

噴火の歴史やジオパークについて、パネル展示で紹介しています。



噴火体験室

4分程の映像で有珠山の噴火について体感できます。



山頂防災シアター

噴火と防災・減災の歴史を人にスポットを当て紹介しています。

また、有珠山の防災・減災の取り組みなどから、
SDGsについても学ぶことができます。

ぜひ、今年の夏休みは有珠山ロープウェイで火山や防災・減災について学びSDGsについて考えてみませんか?


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