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岐阜聖徳大学の教職授業に参加してみた

 2024.07.16(火)ご縁あって岐阜聖徳大学教育学部での教職専修授業に参加させて頂きました。今日の90分の内容について、振り返りがてら思ったことなど書いてみます。

 本時はこれまで学んできた事を元に、各々がロイロノート上で作成したプロット図授業案を小グループでプレゼンし合いました。その中には児童生徒の思考を促す工夫や教科の学びが組み込まれているか、などの観点も組み込まれていました。そしてシンキングツールも必ず活用する事も縛りとして入れられていました。

ロイロ社で公開しているシンキングツール活用概要も触れられてました

 4,5人で1グループになり、1人15分で説明とフィードバックを繰り返し行いました。全体では15グループほどあったと思います。色々と授業案を聞いて回っていましたが、何とまぁレベルの高いことか。少なくとも私が大学生の時に、こんなに授業についてしっかり考えられてなかったです。授業前にこれまでの講座内容も聞いていたので、4月からここに至るまでに、授業デザインの事やGIGAスクール構想も踏まえた個別最適と協働の話などを本当にとても丁寧に設計されてきたのだなぁ、という事がよくわかりました。ロイロノートのプロット図上に、シンキングツール活用場面を落とし込んで授業を考えられるだけで凄いって。

プレゼンとフィードバックを何度も行う学生さんたち

 大学の教職課程での授業に、もっとこの様な内容が組み込まれていって欲しいなと強く感じました。今回見させていただいた林先生自身は、GIGA以前の2018年度にロイロからのiPad貸出公募制度での実践を重ねられ、この3月までも名古屋市内の公立小学校でGIGA端末を活用して授業されていたので、この様な授業を当たり前に設計できるのですよね。教職課程で「今必要な授業」について教えられる先生方の必要性を改めて感じました。


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