今日も生活のかけらになってくれる

　昨日、小原晩さんの新刊『これが生活なのかしらん』を買った。わたしはこれを本当に楽しみにしていて、だけどなぜか、まだサイン本を買っていい立場ではない、とかいうヘンなことも考えてしまって、発売されたら買いに行こうとなんとなくおもっていた。それで昨日たまたま本屋に行ったときにこの本を見つけて、ああっ明日が発売だからフラゲできるのか！　と気づいたときにはもう、離すまいと握っていた。

　本当は短歌の本を買いにきただけなのに、本屋を出ると四千円ぶんの重みが手にあって驚いた。結局家に帰ってから俵万智さんの『サラダ記念日』と、伊藤紺さんの『肌に流れる透明な気持ち』を読んで、わたしも短歌を書いてみたいとおもって、そこで眠りについた。

　今日こそは『これが生活なのかしらん』を読もうとしけれど、とてもわくわくして、そのわくわくが大変に心地いいので読み終わってしまうのがどうも悲しくて目次までしか読めていない。こういうのって、わたしだけじゃないよね。

急に過ごしやすい気候になって嬉しい
空の色はほっこりするあたたかい色