絶対に儲からない草コインの見分け方
~ミームコインの闇~
SPIRITというミームコインがちょっぴり話題になりました。
上場直後に大暴騰した後、地を這う価格を維持していますね。
買ってしまった方もいらっしゃるでしょうか?
値下がりしすぎて売るに売れない方もいらっしゃるでしょうか?
youtubeで運営元の手の内を暴いてくれている動画もいくつかありますね。
逆に一生懸命SPIRITを買い煽っていたチャンネルもたくさんありましたね。
せっかくたくさんの情報が出たのでまとめておきます。
今後、似たような場面は必ずあります。投資しようか迷ったときに何を見ればいいかの参考になれば良いなと思います。
また、今後どんな値動きになるかは謎です。
youtube
まずはyoutubeで「Spirit Coin」とそのまま検索してみます。
ポイントはアルファベットのみで検索することです。
日本人youtuberの動画しか出てきません。つまりターゲットが日本人だということです。もしかしたら彼らは運営と何らかの契約を交わしている可能性もありますね。
過去に大暴騰した全てのトークンに言えることですが、世界に認知されています。有名になってプロジェクトを知ってもらい、世界中から買われるから価格が大暴騰します。
なのに英語圏にアプローチしていないのは、他のコインとは目的が違うということでしょうか。
HPを訪問すると無断転載禁止と書かれています。にも拘わらず日本人youtuberの方は動画内でHPを見せているものがあります。
無断じゃないっていうことですよね。
さらにファンメイドであり、公式とは一切関係ありませんと書いてあります。思いっきりカオナシを使って商売しているわけですが、著作権等はどうなってるんでしょうね?謎です。
X
旧Twitterで検索します。
UNISWAPへの上場が10/12です。この超絶スピードをどう思いますか?
マーケティングにはほぼ労力をかけていないんでしょうね。
時間から分かること
そして、以下はDEXSCREENERによるオンチェーン情報です。
仮想通貨の最大級の特徴はオンチェーンにデータが残るということです。
その隠せない取引履歴などを調べられるツールです。
上記画像はSPIRITの取り引き履歴です。
下部赤枠から、運営によりPM1:35に2千万SPIRITが提供されたことがわかります。
そして縦赤枠をご覧ください。
事実上の上場のPM1:48までの間にえらく買われまくってますね。
上場前にざっと50~70件の取引があったことが確認できます。
一件目の取引なんて運営がトークンを提供した1秒以内に257.88ドル分買われています。
推測に過ぎませんが、公開前に買っているのは運営元とジャパニーズインフルエンサーかもしれませんね。
この売買履歴をチャートで見てみましょう。
チャートから分かること
縦線よりも左の時間帯、つまり運営と関係者しか取引できない期間に1218倍の値上がりを達成しています。
そしてステルスローンチと称してトークンアドレスが公開された後はというと、
関係者以外にとっては、いつローンチされるか全くわからない中、Xで公開されたトークン情報を数秒でキャッチし、一瞬でUNISWAPでトークンを買って、奇跡的に最高値で全部売り抜けられた場合、3.1倍の利益が得られました。
公開前に買っていた人達にとっては、約1000~4000倍の好きなタイミングで売る時間になったんでしょうね。
価格から分かること
別記事でも紹介しているCoinGeckoです。様々なトークンの情報を調べられます。
上記はミームコインだけを時価総額でランキングしたものです。ミームコインの値頃感を感じていただけるでしょうか?ほとんどのミームコインは1円以下なんです。0.00000001円のものとかたくさんあるんです。
だからこそちょっとした話題の集中で何倍になる可能性もあるわけです。
そこで前述のチャートによると、トークン情報が公開された瞬間の価格は約0.4ドル・・・これが急いでUNISWAPに走った人たちにまず提示された価格です。
煽っている人たちの言う通り、数千倍になるとしたら1SPIRIT=400ドルになるのか?と考えると・・・・?
スマートコントラクト
De.FiでSPIRITを検索してみました。
ウォレットから全ての資金を抜き取るといった機能は備えていませんが、
とあるプライベートウォレットが大量保有しているので、彼が売れば例えもう一度値上がりしても大暴落しますね。
そしてSell Taxという機能がついていて、このトークンを売ると5%が運営に差し引かれます。
・・・・がめつっ!!!
以上、上場前から見れる情報、上場直後に見れる情報など見ていきましたが、いかがでしょう?
防御力を高めるために簡単にできることからやってみていただければ幸いです。
投資は自己責任、これは絶対ではありますが、関係者、発信者はどんな気持ちでこんなことをやっているんでしょうね。
記事を読んでくださった皆様が何かしらの成功を掴むことを心よりお祈りしております。
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