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プログラミング教育について①

2020年度から、すべての小学校でプログラミング教育が必修化される。
その内容と、私の意見をまとめていきます。

【私の基本スタンス】
プログラミング教育は絶対やったほうがいい。
しかも実際にコードを書いて、なにかを動かす程度までやったほうがいい。
また、本気でプログラミングをやるなら数学もいままで通りしっかりやったほうがいい。なぜなら、ITによって何ができるのかを知る必要があるから。
知っていれば選択肢と視野がものすごく広がる。

【概要】

文科省より出されている「小学校プログラミング教育の手引」から読み取ったことをまとめておきます。結構よみやすいので読んでみてください。どのように実施するかというと

①いまある教科の中で実施(算数、国語、社会の授業の中で)
②教育課程内だが各教科とは別に実施(教科とは別に学校裁量で時間を確保)
③クラブ活動などで実施(放課後、有志の児童に対して)

※②について補足
[引用]例えば、国語科において物語を読む学習をした後、学校の裁量で時間を確保し、物語の中から好きな場面を選び、その場面のアニメーションを作成することなどが考えられます。

(私の意見)そんな時間があるのか私にはわかりません。時間割は、現行カリキュラムを行うのでいっぱいいっぱいではないということでしょうか?時間的余裕がある、プログラミング教育を実施する時間があるということならば、これは明るい話ですね。

また、小学校段階では「プログラミング」を教えることが目的ではない、とされています。
(私の意見)「小学校段階では」コードは書かなくてよいが、中高段階では書こうね?というふうに読み取れます。私はそういうことだと認識しています。


[小学校プログラミング教育の手引(第二版)]
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2018/11/06/1403162_02_1.pdf



【(私見)なぜプログラミング??】

「プログラミング教育必修化」を聞いて、予備知識やフィルター無しで考えたとき、自分は以下の目的があるんじゃないかと考えた。

現在の私の考え
①第2のSteve jobsを日本で生み出したい
②プログラミングで「何ができるのか?」を一般教養にしたい
③「プログラミング的思考」を身につけさせたい

①について。「第2のSteve jobs育成計画」が始動したのか?と思った。そこで、Steve jobsについていろいろ調べてみた。彼はもちろんプログラミングが出来たわけだが、アップルコンピュータを創り出したのはjobsではなく、ウォズニアックだったそう。じゃあ、「第2のウォズ育成計画」ということなのか?

一方で2020年までに日本では「37万人」のIT人材が不足すると言われている。どういうデータから言っているのか分からないけど、肌感覚としては「そんなに?たぶん、不足するかもしれないけど、そんな困んないんじゃない?」と思った。「今の日本」をある程度持続させるためならば、IT系に人材が流れるほうがまずい気がする。
もちろん、自分の意見は、「今の日本」をある程度持続させるような仕組みは絶対いやなので、やっぱりIT人材が増えることを望んでいます。
つまり、「37万人」のIT人材不足という話は、「日本を進化させるためにIT人材は37万人は必要だ」という話なんだろう、と思った。「今の日本社会を継続させる気はさらさら無く、改革をしたい」ということだと思う。素晴らしいです。

【ヒーローが必要】
IT人材の大量確保のためには、jobsやウォズニアック(apple)とか、ザッカーバーグ(facebook)のようなヒーローが日本に必要だと思う。
人が学習したりスキルを身に着けるときに重要なのが大きなモチベーション。「この人みたいになりたい!」という憧れ、「これが出来るようになりたい!」という憧れである。
そのモチベーションは、大成功を収めたヒーローによって得られるんだと思います。ということで、プログラミング教育の目的の一部は「ウォズ育成計画」=「ヒーロー育成計画」なんだろうなぁ、と私は思った。思っていた。


結論から言うと、いろいろ調べていくうちに「ヒーロー育成計画なのかもしれないけど、たぶんそれは小さい目的だ。ヒーローがでたらそれはそれで嬉しいけど」っていう雰囲気だと気がつきました。というかヒーローはたぶん自然発生するんだと思う。

今は、「一人ひとりの子どもの未来のために」このプログラミング教育が推進されているんだと信じている。だから、このプログラミング教育の流れをもっともっと真剣に考えなくちゃいけないなぁ、と自分に言い聞かせています。



※「プログラミング教育について」はしばらく連投していきます。
この記事の目的は「自分の思考・学習の整理」です。それ以上の目的はないです。

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